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日本の歴史 16 日清・日露の戦い みんなのレビュー
- 坂田 稔 (シナリオ), 井上 大助 (漫画)
- 税込価格:935円(8pt)
- 出版社:集英社
- 発行年月:1998.3
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コミック
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紙の本
最低だ−もっと日本の立場で描くべき
2004/01/29 17:46
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日清・日露戦争の意義を全く伝えていない。一貫して「朝鮮に対する日本の侵略戦争」という位置づけだ。
もし当時の日本が「平和主義」に陥って日清・日露戦争を戦わなければ、その後の日本はどうなっていたのか。
これに対する答えとして多くの識者が指摘するのは、朝鮮半島も日本もロシアの植民地になっていただろう、ということである。
当時、ロシアは不凍港を求めてシベリアから南下の意図を見せ、対馬を占領しようとした。日露戦争前には満州を占領し、朝鮮半島にも軍事基地を建設していた。シベリア鉄道が完成すれば、欧州から数百万のロシア軍の極東配備が可能になる。
当時の日本の為政者は、座して死を待つより、国を守るために戦争に立ち上がったのだ。まず、日本の対ロシア政策(朝鮮半島近代化など)を妨害した清国を破り、そして本丸のロシアとの国運をかけた大戦争を戦った。
こうした日本の立場を明らかにしなければ、日清・日露戦争を理解することはできない。決して著者が主張するような「侵略戦争」ではありえないのだ。
さらに本書は、伊藤博文を大悪人として描いている。「日本近代化の父」とも呼ぶべき偉人に対する冒涜だ。
本書は、小学5、6年向きとされ、視覚にも訴えるマンガ本である。本書を手にする子どもたちがかわいそうでならない。
紙の本
もっと明るく描くべき時代でしょう
2002/07/31 10:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでいると何か日本人が悪いことを
したみたいな印象をもってしまう。当時の世界は
弱肉強食の食うか食われるかの生存競争が世界
全体で行われていた厳しい時代で、この事実を
認識できずぼやぼやしている間抜けな国は皆
植民地とされてしまったのだ。韓国、中国も
これに入る。このことはきちっと子供に教える
べき。そしてこの事実を直ちに認識して富国強兵
路線を強いてアジアの大国にわずか30年で
のし上がった日本はやっぱり偉大だったともっと
強調していい。それに国内でも女工哀史みたいな
ものばかりを強調するのは如何なものか。そういう
部分もあったが全体として経済は急成長し鉄道は
伸び都会が発展し人々の暮らしは豊かになって
いったのだ。
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