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リスク再考 カオス、フラクタルを視座として みんなのレビュー
- 倉都 康行 (著)
- 税込価格:3,850円(35pt)
- 出版社:シグマベイスキャピタル
- 発行年月:1998.4
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紙の本
時代に先駆けた一冊
2001/12/21 13:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はりねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
実務書を中心とするシリーズの一冊として出版されていることは、この本にとって不幸なのではないだろうか。この本はテクニックを解説するものではなく、物事の基本となる考え方を提示するものである。
金融工学でオプション理論を学ぶとき、まず疑問に感じるのはランダムウォークと正規分布の仮定である。市場価格の動きは、本当にそのような統計処理になじむのか。計算式の簡素化の為に、市場の本質を取り込めない価格づけをしているのではないか。
その疑問に対する答えの一つがここにある。明日の価格変動は、今日までのマーケットと無縁ではなく、記憶を織り込むという考え方に心惹かれない市場経験者はいないだろう。
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