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主人公が中学に入ったので話が広がって面白くなりましたね。
教師の理不尽な支配や、親の不理解に対する反発。
チームメイトとの意識の差、羨望と嫉妬、暴力のかたちをとってぶつけられる悪意。
いいねぇ、青春だね!
自分の才能に対する絶対的な自信は、周囲をかえりみない傲慢さにつながり得るわけで。
自分が折れればその場が収まるのであればさっさと引いてしまう、ことなかれ主義者な私にしてみれば、主人公の強さはとても眩しく感じるのだけど、その反面「なにもそこまで我を張らなくてもいいのになぁ」とも思えるのでした。
他人の反発にも負けず自分を貫き通せる強さは素晴らしいものだと思う。
しかし人はひとりで生きているわけではなく、周囲との兼ね合いもあって、自分の思いどおりに進めないことも多い。
そのへんのバランス取るのが難しいんですよね。
才能はあるけどまだまだ自分のことしか考えられてないこの主人公くんが、カベにぶちあたって苦悩してときには挫折を味わったりしつつ成長していく様が見てみたいなーと思うわけで(笑)
続きが楽しみです。(読書日:2004/4/28)
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2005年3月WEB DAVINCI今月のプラチナ本。
第2巻。
4人の友情が次第に固まってきました。今後の展開が楽しみです。最近のイジメってこんなに陰湿なんでしすかね?
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巧さまが青波にやさしかったり、ゴータクコンビがいつのまにか名前で呼び合っていたり。
いつのまにか豪ちゃんがいないとだめ子チャンな巧さまだったり。
命令口調で助けを求めるなんて…!
いったい一巻との間になにが!!
そしてなにより、問題のシーンが。
いいのか、児童書。
なんだかどきどきしっぱなしの一冊でした。
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いよいよ中学校に入った巧と豪。そこにあったのは、学校生活の1部と位置づけられる部活の野球。巧の頑なさは、大きな波紋を呼ぶ。巧の己を貫き通す態度に眩しさを感じるも、反感を覚えるのは、ほとはらがすっかり大人になってしまったからだろうか?だとしたら、悲しいなー。
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自分に絶大な自信を持っている天才ピッチャー巧。引っ越してきた先には、豪というキャッチャーが居て・・・。もう、感情表現とか何ともいえない素晴らしい作品です!!
巧がすっごいカッコイイ・・・。
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バッテリー大好き第2弾X)
中学に上がって先輩たちと衝突する
巧くんマジかっこいい それに尽きる
あさのあつこさんの話でこれがベストに好き:)
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ひたすら野球にのめり込む1巻から、中学という閉ざされた場所、家族、友だちという現実にぶち当たっていく2巻。野球の話というより中学生ころの、現実に対するやるせない気持ち、面倒くささ、苛立ちを上手く表現した青春小説といった感じ。いろいろ挑戦したいけど現実と折り合いをつけなければいけないという苛立ちや諦めの心理描写は、中学生だけでなく大人でもズシンと来る。そこに立ち向かい自分を曲げない主人公の姿はちょっとむかつき、また眩しい。ただなんだかホモくさい描写があるのがちょっとひっかかった。あとムチってなあ…。普通に蹴りとかでよかったんじゃ…。
06/06/12あたり
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リアルだ。リアルすぎる中学校生活だ。大人への反発。巧の気持ちはいたいほどわかる。彼には私のように、妥協してほしくないな。
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初っ端から巧と豪ちゃんの初々しさに萌えさせていただきます(^p^)
中盤、巧が先輩にリンチされてしまうのですが、そのリンチのされ方が・・・事後がの処理の巧と豪ちゃんが笑
すいません。この小説は70%別の視点から見てしまいます。
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中学に入学した巧と豪。野球部に入部するものの、そこは学校や学習という枠に括られた場所だった。
教師・先輩・学校、様々な縛りの中でそれでも己を曲げない巧の眩しいまでの潔さには敵いません。
リンチシーンのムチはないだろと思った(笑)
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いやあ、そのう・・・私としてもなんかそんなに続けてホモホモ言いたくないんですけど、でもホモですね(笑)うっかり何の気なしの読んでみたら、ビッ・・・ビーエル??もうのっけからすごかったんですけど。豪は、巧の球を受けることで性的快感得てるし、巧は自分のことならどうでもいいけど、豪だけは辛い目にあうのは許せない!!とか思って、というか体の芯で知っているし、良い子の弟は、「豪くんはお兄ちゃんにとって唯一な人なんだから、逃がしちゃダメだよ、大切にしなくっちゃ」なんて諭すし、巧はリンチつーか・・・服を剥かれてムチでピシッパシッ!な目にあうし、豪に圧し掛かられて、ロ、ロストバージン!?てドギマギしてるし、巧はツンデレオブザイヤー(いつやねん)やし、いやなんかもうすごい。目くるめくラブロマンス。しかしまたそれがかなり直球勝負で他に穏やかな読み取りようがない(これは友情よ☆とかって)レベルまで書いてるんで、凡百同人チック小説じゃなく、ヒカルの碁レベルに真剣恋愛小説やってくれそうな期待感も・・・。あと作者が女なせいか、巧を完璧なる男の子に書いてないのもいいなあ、と思った。具体的に言うと、母親の文句に筋が通ってる。洗濯して食事作って掃除してあげてるんだから、子供は感謝の気持ち表さなきゃダメだよなー。少なくとも、巧にしたって、自分で食事洗濯とかそういう家のことやろうと思えば出来るわけだけど、それをしないで母親に甘えてるってことをちゃんと書いてるので、その辺が男とは視点が違うな!と思った。
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天才ピッチャー原田巧とキャッチャー長倉豪の成長の物語。
中学生というゆれる年代を野球を通してキレイにうつしているカンジです。
「キレイにうつす」というのは「そのまま」ってことです。
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バッテリー無印を読んですごい勢いで図書館に借りに行きました。
あの頃はバッテリーまみれな頭だったと思います。
進研ゼミの傍らの友でした。
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人とぶつかってでも曲げたくない信念なんて、ホントにあるんだなと思った。
あんなに痛い思いをしてまで、私は野球をやりたいとは思わない。
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中学入学直前の春休み、原田巧は父の転勤で新田市へ来た。巧は地元の少年野球チームの捕手・永倉豪と出会い、最高のバッテリーになることを確信する。そして、四月―。自分の直球に絶対的な自信を持つ巧は、野球部の先輩や顧問の反発をかう。弱小といわれた野球部をベスト8までひっぱっていった監督であり、徹底した生徒指導をおし進める教師・戸村真の圧力に対し、自分たちの自主性をとり戻そうとする生徒たち。巧も自分の直球を信じ、豪や仲間の信頼と弟・青波の存在を支えにして、マウンドに向かう。自分自身でありつづけるための挑戦が、いま始まる―。