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内容は戦争資金に絡んだドキュメントである。
スイスはヒットラーの金庫番となり資金の調達と
占領地とホロコーストなどで奪った資産の
マネーロンダリングも引き受けていたと言う
そこに日本銀行も関わっていたとも言う
スイスはドイツ側と連合国側のスパイ合戦の場でもあったようだ
「スイスは一週間の六日をナチスのために働き、
残りの一日を連合国の勝利勝利のために祈りを捧げた」
と対戦中に言われていたと言う
ユダヤ人もこぞってスイスの銀行に預金をしていたけれど
アウシュビッツなどのホロコーストで殺された人々に
死亡証明所がない事を理由に預金を凍結したままだと言う
つまり利息とともに合法的ネコババを決め込んでいるのである
天皇の財産の多くが敗戦間近に横浜正金銀行スイス支店を通して
スイス国立銀行等に預金されたとも言う
ドキュメントとは言え、よくぞ調べた者だと感心する。
それでもなお話を濁されている部分が沢山あるように感じる。
戦後これだけの時間が経っても明かせないほど
いかがわしい事実が隠されているのだろう。
人が気違いになるのは簡単だ。
逃げ場をふさいで飴と鞭で脅せば
責任転嫁できることでハイドに成り切り
嬉々として非道な行為を成し遂げるものらしい。