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体操選手として順風満帆な人生を歩んできた著者が、謎めいた
老人との出会いをきっかけにして、「魂のレッスン」に目覚めていく
過程をつづった自伝。
アメリカで1984年に発表されて以来、世界で10数か国語に翻訳されているロングセラーであり、精神世界を題材にした書籍の中でも、その代表作といわれている1冊だ。
カリフォルニア大学バークレー校に通うダンは、世界選手権でチャンピオンになるほどの優秀な体操選手だった。
しかしそんな彼の心の内は、その幸福とは裏腹に、理由もなくふさぎこんでいた。
ある夜、終夜営業のガソリンスタンドに立ち寄った彼は、そこで、背の高い白髪の男が、一瞬にして屋根に登る光景を目の当たりにする。
驚くダンに、「おまえの役に立てるかもしれん」と告げる男。その夜を機に、奇妙な男「ソクラテス」とダンとの不思議な交流が始まった。
GON:めっちゃ面白い本です♪
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ものすごく好きな本。
リチャード・バックの『イリュージョン』よりも、もっと好きかも!!
訳が物語の世界観とマッチしていてすらすら読めて、ハートに響くので、とっても気持ちがいいのです。
本音としては、★3つくらい+したい。
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スピリチュアルな人生に目覚めていく若き主人公の物語。
『幸福になる秘訣は、より多くを求める事にではなく、より少ない物で楽しめる能力を磨くこと』
『笑いこそが愛の力』
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大学生でトランポリンの世界チャンピオンの青年が、夜更けのガソリンスタンドで、出会った不思議な人物、ソクラテスとの体験談。
著者は小説のつもりで書いたということだが、場所や友人などの登場人物は実在していてソクラテスだけが謎の人物になっている。
ソクラテスが主人公のダンに教え込んでいくピースフル・ウォリアー、やすらぎの戦士への道は興味深くて面白くて、そして、とてもためになるものばかりで、大好きな本のひとつになった。
精神世界の本だけど、ダンもソクラテスも魅力に溢れていて普通の物語としても十分に楽しめる本。
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「いま」「ここ」にすべてがあることを感じることが大事。
言葉や考えは役に立たない。
他人に示すのも言葉ではなく行動で。
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以前、(やすらぎの戦士)という日本語タイトルででていました。人生観が変わりますよ。僕の場合、自分の人生観の確認のため読み返してます。
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読み始めたときは、何となく読みにくく、なかなか先に進めなかったが、プロローグの途中から急に面白くなってきた。
「いま、ここ」を生きる。
ありふれた、よくあるフレーズだけど、それがどういうことなのか、が書かれていた。
何かを成し遂げるためではなく、どんな時でも幸せであること。
悟ること、目覚めることは、きっと特別なことではない。
自分は目覚めた、という人が、それにとらわれているのをたまに見かけるが、この本読むといいのに、と思った。
またしばらくして読み返したら、今回とは違うところが響いてくるんだろうなと思う。
そういう本だと感じた。
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素晴らしかった。本書が1998年に出版されたというのが驚きだ。俺はいま読んでよかったと思う。このタイミングで読まなければ、あまり感動できなかったかもしれない。スピリチュアルな内容であり、深い。
主人公は、体操チャンピオン。可愛いガールフレンドもいて、学業の成績も悪くない。彼の人生は成功に彩られており、順風満帆にみえる。ところが彼自身はなぜかくすぶっており、人生を生きていない気がしていた。そんなある日、「ソクラテス」という師匠に巡り逢う…。
本書は著者自身の経験を元に書かれたという。ソクラテスも実在の人物だというのだ。著者が出会った様々なメンターを、ひとつの人格に統合した感じだろうか。どこまでがフィクションなのかわからないが、そんな詮索が無意味に感じるほど、読み物として面白い。
本書は1987年に出版され、一度絶版になったのだという。時代を先取りしすぎたのかもしれない。いまなら本書の価値が受け入れられると思う。