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[ 内容 ]
ブース、バルト、ジュネットといった、先行する主要な物語理論家たちを継承する博覧強記の物語学者チャトマンが、「小説」と「映画」における多くの作品を緻密に分析すると同時に、「物語学」における既成のタームを批判的に検討し、さらには「物語学」そのものをも問い直そうとする、画期的実践の書。
[ 目次 ]
第1章 物語と他の二つのテクスト・タイプ
第2章 描写はテクストの侍女にあらず
第3章 映画における描写とは何か
第4章 映画における議論―『アメリカの伯父さん』
第5章 内包された作者の擁護
第6章 内包された作者の仕事
第7章 文学的語り手
第8章 映画的語り手
第9章 「視点」についての新しい視点
第10章 新しい種類の映画脚色―『フランス軍中尉の女』
第11章 「フィクション」「の」「修辞学」
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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