投稿元:
レビューを見る
デビュー作である「帰郷」を含め、ホラーめいたものからミステリ、SFや「ちょっといい話」まで、なんとも多彩なショートショート。単行本未収録作品がほとんどで、しかも書き下ろしも多い! かなり贅沢な一冊。
この中では「へい」にやられた。割合に緩やかなオチが多い中、この一作ではストーンと一気に落とされた感じ。あと、「雛の殺人」はもうショートショートというよりも、短編ミステリと言っちゃってもいいかな。
投稿元:
レビューを見る
(収録作品)あなたに降る雪/妖精駆除/お父さん屋/すぱいらる/いつか、扉を叩く音/へい/保健室/運命の輪/生きている山田/ただ一度/父の恋人/帰郷/冷たい人/講演/飛べない鳥のはばたき/龍の谷/創造/夏の川辺にて/情事の結末/雛の殺人/夫・菊地洋介を語る/理想的な毒殺/目覚めるのはいつも午後一時/おそるべき超能力/地球における“ア”の拡散と浸透/狂い咲き/夜を売る/宣伝効果/端役たちの私語/夜の壁/ライバル/星に願いを/思い出の小匣/割れても末に
投稿元:
レビューを見る
妖精駆除、講演(根っこの会の話)、創造、夏の川辺にて、夫 菊地洋介を語る(小説家のつまの語り)、さかさまのアの話、ライバル、割れても末に