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気を制するものが人生を制す。
何事も気がすべてである。他のすべての条件がうまく揃っても気がなければ失敗に終わる。
逆に気さえあれば他の条件も自然と揃う。
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もと軍事探偵にして、多くの事業家の師である著者の教えを弟子の方がまとめたもの。
講演の語り口なのがわかりやすく、迫力が感じられます。
教えの中心は、
天の意思が絶対的に積極であること。
恐怖や潜在意識など消極的になりそうなものを、徹底的に排除する教え。
弱気になったり、上手くいかないときに読み返したい良書です(^∇^)
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スピチュアルながらも、自己啓発系のエッセンスが凝縮されている本。
スピチュアル?宗教?哲学?自己啓発?といったところでしょうか。
中村天風さんの講演を、その迫力をそのまま本に纏め上げています。
なので、この本で語られるその語り口、迫力はすさまじいものがあります。天風さんが、熱く講和されていたのだろうなと想像つきます。
天風さんの写真が入っているのですが、なんとも温かみがありそうな、頑固そうな、迫力のあるオヤジです。
しかし、難解なところも多々あり、理解できないところもありました。
おおむね、その主張は人の「心」に主眼を置いています。
心を積極的にすること
心の思考が人生を創る
その一言一語、その言葉のすべてが、人生に直接的に影響する暗示となる
人生は心一つの置きどころ
人間は、健康でも、運命でも、心が、それを、断然乗り越えていくところに、生命の価値がある
などなど、人生を生きていくことにおいて、心をどのようにもっていくかが熱く、熱く語られています。
とても積極的に元気になれる本です。
そして、最後のメッセージ
為せば成り、為さねば成らぬものなるを、成らぬは、おのが為さぬためなり。
ぐ、耳が痛い!
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先日CDの講演録の一つを聞かしてもらった。というのも斉藤一人さんの著書に付属のCDが臨場感溢れる熱意が伝わるようなものであったので、氏の場合もそうかなと思っていたんですが、確かに良かったのですが、その後、この本を読んだら氏の場合は本の方が良いのかなと思ってしまいました。とても思いを感じる本です。氏のCDは悪いって言う意味では決して有りません。未だ1つしか聞いていませんので。それよりもこの本が良かったという意味です。
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ふと立ち寄った小さな書店で見かけた。合気道の創始者、植芝盛平先生が師事し、多大な影響を与えた哲人、中村天風先生の書。合気道には安定打坐や心身統一法といった要素が強く取り入れられているので、上達のヒントになると思い購入。これもご縁である。
内容は子供の頃に習った「生長の家」の教えに共通する部分が多く、ごくごく自然に飲み込むことが出来た。これもまたご縁のひとつ。
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中村天風氏の講演をまとめた本。
人生は気の持ち方次第であり、
人類は宇宙の進化のために存在し、
そのために清く正しく積極的に生きろ
というのがおおよその考えらしい。
著者の来歴やスピリチュアルな話に
胡散臭さを感じてしまったが、
素直に聞いた方が幸せになれそう。
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人生、壁に当たるのが普通のこと。
それを逃げたり、不平不満を口に出したりしたくなることもある。
生きていることだけで、有り難いと思う。周りに対する言葉が変わる。
一冊の本で、これほどの仔細に亘り、人生の本質を学べるものは、類書がない。
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携帯版として購入。
観念要素の更改、アファメーション、口ぐせ理論等々
表現は異なれども云わんとするところは一緒。
P.217における、天風会員とのやり取りを読んで、
本の文章を記憶するのではなく、内容をいかに実生活において
実践するかを改めて気づかされた。
最近は時々、言葉に注意を払うようになり、
要る・要らないで「要らない」というときでも
否定的にならないよう「お分けします」とか
「私の分はあなたに上げます」等々、肯定的な表現では
どういえばいいのだろうと使う言葉を時々、意識するようになってきた。
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真・善・美
元気で 明るく 溌剌と
怒らず 恐れず 悲しまず
正直 親切 愉快に行こう
読んだ後は、実行あるのみ。
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★2013年5月26日読了『運命を拓く』中村天風著 評価 評価B
悟りをひらいた哲人の生涯かと思ったら、天風氏の講演会のダイジェスト。
常に前向きな話は非常に参考になるし、東洋哲学的な発想にも共感する。
しかし、余りにも偉そうな物言いが鼻につくかな?!
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稲盛和夫さんもよく本の中で言っていたように、小学校の先生や親から言われて来たことをただ実行することが大事なんだと感じた。
積極的な心、前向きな考え。
どんな時でも、持ち続けることが人生をあるべき姿へ導いてくれる。
理想をしっかりと想い描き、ぶれることなくコントロールしていく。
仕事も人生も同じだ。心の積極性で全て上手くこなす事ができる。
そう感じる事ができた。
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タイトルがアレなんだけれども、宗教書というよりは哲学書といった具合。
講演録。この中村天風というおじさんは、やんちゃだった学生時代に頭山満に拾われて、日露戦争の時には諜報活動を行なっていたんだが結核を患ってしまう。で、スパイをやめた後はアメリカやらパリやらイギリスやらで医学を勉強するがとーんと治らない。で、ほとほと困り果てていたところ、船でたまたま出会ったヨガ行者のおじさんに連れられてカンチェンジュンガで修行をしていたら見事に病気を忘れることが出来たので治りましたとさ、という経歴を持っておる。で、昭和40年代、92まで生きたというから大した人物には違いない。
教えとしては徹底した積極性を持って人生を生きる、という一言に集約されます。超アグレッシブ。
なんでそんなに積極的になれるかというと、そも、道具や火を使い、文明を発展させてきた霊長類の人間がこうして存在していることに意味があるんだとしたら、人間としての役目をフルに活かすのが生きる意味ではないか、というところが基本ベースにある。ネガティブさや後ろ向きな気持ちを持つがゆえに不幸やネガティブな事態が起こるのだ、とさえ書いてある。
非常に良い事ァ書いてあるとは思うのです。が、用語のチョイスがおっかない。真理、宇宙霊、オーラ、悪魔……80年代、そして95年オウム、などなどどなどな、社会的なオカルティズムの洗礼を受けた今の読者にとってはかなり読むのに抵抗があるかもしれない。なにしろ昭和40年代に92で亡くなった人の言葉のチョイスだ。まだそういう、心霊商法みたいなのが活発化する前の人の言葉のチョイスだ。
……かといって、「現代に受け入れやすい形に」と、用語を差し替えるわけにはいかないのでしょうなぁ。こういう人には熱狂的なシンパがつくだろうし、原点を改変するなどもってのほか、であろう。
どうしても人間がネガティブになる人は、読んでみても面白いかもしれない。この本は決して新興宗教の本じゃないですよ、生きる哲学の本ですよ、と先に断っておかないと、どうしても手に取りにくいところはあるだろうけども。
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天風さんはものすごく直球勝負の人である。きっぱり言い切る言葉の数々は清々しいばかりで読んでいて気持ちがよい。
「常に心をして思考せしむることは、”人の強さ”と”真”と”善”と”美”のみであるよう心がけよう。
たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。否、一切の苦しみをも、なお楽しみとなすの強さを心にもたせよう。
宇宙霊と直接結ぶものは心である以上、その結び目は断然汚すまいことを、厳かに自分自身に約束しよう。(座右箴言)」
そう、よい意味での強気でもって毎日を過ごしていかなければ!
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天風会の教祖様がその修練会において会員達に授ける講述(お説教)を弟子が本にまとめたものです。現代的にはいわゆる自己啓発本として読めるでしょう。同じことが繰り返し繰り返し語られていますが、いろいろと良い言葉、人生訓がちりばめられています。要は、病は気から、何ごとも気の持ちよう、勇気と信念を持って積極的に生きよ、プラス思考で生きよ、考えたことが実現するんだ、的なお話です。宇宙の気を自分の中に取り込め・・・と言われると、ある意味「元気玉」的ドラゴンボールの世界ですが。天風さんは色んな体験をされ医学の学位なども取得して科学的な知識も豊富だからか、既存の宗教を信じるのは頭が悪い人間のように批判していて、自分は真理を悟っているとしています。でも、神仏と言う代わりに、”宇宙真理”、”宇宙霊”という人間の命の源というものを持ち出します。説明が難しいことは何でも”なぜなら宇宙真理がそうなっているから”で終わり、というのは明らかに宗教です。
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言葉と人生の章が感じるところが多かった。18/10/2013
ー引用ー
私は今後かりそめにも、我が舌に悪を語らせまい。否、一々我が言葉に注意しよう。同時に今後私は、もはや自分の境遇や仕事を、消極的な言語や、悲観的な言語で、批判するような言葉は使うまい。終始、楽観と歓喜と、輝く希望と溌剌たる勇気と、平和に満ちた言葉のみで活きよう。そして、宇宙霊の有する無限の力を我が生命に受け入れて、その無限の力で自分の人生を建設しよう。