投稿元:
レビューを見る
育児の本と思い手に取りましたが自分自身の生い立ちを省みさせられ、心にしみる一冊でした。
乳児期はできるだけ欲求を満たしてあげることが後の自律を促す、幼児期は仲間との遊びが大切、児童期はできるだけ広く浅く誰とでも遊び人と関わる喜びをしるべき、思春期は自分と波長のあう認め会える友人を見つける時期、など、各期間に満たすべき課題がわかりやすく記されています。それらの課題を達成していく中で、人と関わることや人へ貢献することへ喜びを感じられる人間に育っていくことができるというお話でした。
育児に関する現代の傾向を指摘しながらもそれを安易に批判するのでなく読者に再考を促すような優しい語り口です。
またしつけにおいて大切なのは、繰り返し伝えてあとはできるまで待つことだという話もためになりました。
投稿元:
レビューを見る
この本を読むのは、これで何度目でしょうか。私の永遠のバイブルです。
子育てに行き詰まった時に、この本にいつも助けてもらいます。母子手帳と同じ位、大切な本です。いっそのこと、妊婦さんには母子手帳に加えてこの本を渡すという制度になれば、日本はもっと素敵な国になると思います。
子供の要求には、可能な限り全てこたえてあげる。過保護は良いことであり、過保護の結果、悪人が育ったという例は無い。
いけないのは、過干渉。子供が望んでいないことをしてしまうこと。例えば勉強や習い事の強要。
投稿元:
レビューを見る
自分で産んだ子は可愛いし愛してるし
でも
家庭の基本は夫婦なんですよね
夫婦がダメな時はどうするのか・・・
大事なことはいつも
一行しか書いてないです
293ページ
「お母さんというのは安心できるいい夫に恵まれたときにいちばんいい母親になれるのです」
違った場合どうするのか^^;
とりあえず、母は強くなるしかないですね~
子育ては大変で辛いと思っても、子供はいつしか自分で歩いていくからです。
ママも自立して明るく楽しく幸せになりましょう~
本はあくまでも参考書です、自分で苦しんで悩んで生きていくしか道はないです。
子供はママが大好きってことだけ忘れないで、あとは自由に美しくいきていきましょう
投稿元:
レビューを見る
児童精神科医の佐々木正美先生という方がされた
子育てについての講演を活字にした育児書です。
こう書くと、何だか難しい本のように聞こえますが、
とても優しい文面で、
分かりやすくまとめられてあります。
妊娠中のことから、乳幼児、思春期の子育てについてまで
書かれてあります。
漠然と、
「〝ちゃんとした母親・良い母親〟になりたいなあ…」
と思う私ですが、
じゃあ何をどうしていれば良いのか、
自分の子供にどう接してあげれば
良いのか不安な部分も沢山あります。
そんな新米ママさんや妊婦さんでも
お子さんと接する機会が多い
幼稚園や保育園、小学校の先生方でも、
子供の心のことや
周りの環境のあり方、
自分の心のありよう等々…、
色々気づかせてくれる本だと思います。
結構なページ数ですが、
内容はそんなに難しいことはないので
スラスラ読めておすすめです。
続編もあるようなので
読んでみたいと思っています。
投稿元:
レビューを見る
この時期に読むことができてよかったー。きっと育児をするようになったら、時々読み返したくなる本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
中川さんの奥さんから借りたもの。
本の題名にもなっているように子供への暖かいまなざしが文章のそこかしこから感じられる素晴らしい本です。子育てをする親の必読の書のうちの1冊であることは疑いようがありません。
子育ては「教えて、そして待つこと」。
理想論といえば理想論ですが、世知辛い世の中で子育てや教育くらいは理想論を語りたいものです。
投稿元:
レビューを見る
子どもを産む前に読んでおけば良かった。1歳半くらいまでは怒る必要はない。それがなかなかできないから苦しいんだけど。
図書館で借りて読んだものだけど、出来れば手元に置いておきたい一冊。
投稿元:
レビューを見る
育児の本を初めて読みました。
今まで想像していた育児が勘違いだったり、間違えていることが
多々ありました。
特に子供のワガママは全部聞いてあげた方がよいということに
驚きました。
こんなことをするとかえってワガママに、自立しない子に育つのでは
と思いますが、実が逆なんだそうです。
テクニックというより、根本的な考え方をじっくり丁寧に解説して
くれているので、安心して読めました。
定期的に読み直したいと思います。
投稿元:
レビューを見る
子供と関わっていると、待つことが一番大切なのだと実感する。そうわかっていても、こちらの都合で待ってあげられない時もある。そして、子供のプライドを傷つけてしまう。後から反省するも、ではどうするのが良かったのかと考えるとき、佐々木正美さんの このシリーズの本を読むと解決の糸口をつかむことができる。待つこと、受け止めること。それを目標にしていこう。
投稿元:
レビューを見る
子育てしてるしてない関係なく、全ての 人間 に読んでもらいたいと思った。
自分の人間的に生きる上でかけている部分もわかったきがする。
あったかくて素敵な本だとおもいました。
投稿元:
レビューを見る
子供にはてをかけてやらなきゃね。
してほしいことはなるべく叶えてやろうと反省…
甘やかすのはいけないけどね。
投稿元:
レビューを見る
子は親の鏡。まず自らのあり方を問うことが必要と思わされ。
内容は部下と上司にも通じる。となると、やはり上司は人格的に模範となった方がよい。
人格形成の第一歩は、人を信頼すること。十分信頼できる人に受け止めてもらって初めて、自立できる。それまでは待ってほしい。
親としては、まず相手の全人格を肯定して待つこと。ここが重要なんだと思った。
投稿元:
レビューを見る
過保護と過剰干渉はちがう。子供の望むことを望むだけ応えて叶えてやるのが、過保護。現実には望むすべてを叶えることは困難で、過保護で子供がうまく育たないなんてことはない。混同される過保護とは、実際には過干渉。子供が望まないことを与えて期待を押し付けるような場合で、子供はありのままの自分、今の自分が受け入れられないと、感じてしまう。例えば行き過ぎた英才教育などは、子供の意思を無視している点では、暴力を伴わない虐待とも言える。
豊かになり過ぎた現代の親は、我慢の必要なく育ち、子供の希望より自分の欲望を優先する傾向が強い。
他にもいろいろと身につまされるようなことが書かれていて、これから育児を始めるためのいい羅針盤となりそうだ。
投稿元:
レビューを見る
十年以上前にいただいた本です。
児童精神科医の佐々木先生の意見で 特に妊婦さんから幼少期の子育てにお勧めです。
今でも時々読み返したりしています。
投稿元:
レビューを見る
乳幼児の頃はしつけ云々よりも前に、甘えさせることがこどもの自信になり、人間への信頼になり、自立へつながる。
ということを学びました。
またよくも悪くも、自分の育った環境がそのまま連鎖してしまう恐ろしさと面白さを感じました。しつけるなら自分がまずお手本になること、そして一生懸命子どもを甘えさせてあげたいと思いました。甘やかす・・・ではなく。