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ジョージ・A・ロメロ監督の死霊三部作の世界観をベースにした、ゾンビ小説アンソロジー上巻。
S・キング『ホーム・デリヴァリー』、P・ナットマン『始末屋』、E・ブライアント『地獄のレストランにて、悲しき最後の逢瀬』、G・ヴェイジー『選択』、レス・ダニエルズ『おいしいところ』等良作多し。
ロメロ三部作好きの人には是非オススメ。
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ゾンビもののホラー・アンソロジー。キングは流石でした。「ホーム・デリヴァリー」はぐっときます。「おいしいところ」も意外と面白かったです。星新一のような淡々としたありえなさ。
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古本屋では焼き鳥屋の匂いにいざなわれた鳥のように、ふらふらとゾンビ物や心霊など人間が恐怖するホラー小説の棚へ歩いていってしまいます。これも、いつものように東京創元社文庫の前をうろついていて見つけた本です。残念ながら下巻は手に入らず、もやもや。マキャモンだと・・・?
ゾンビ!スプラッター!グロいエロ!
ついついバカに戻ってしまいます。
死者がおとなしく死んでいられない世界には希望なんてほとんど残されていないってことですよね。
ですよねー。
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ゾンビアンソロジー本上巻。物語が一瞬のうちに見事なまでに反転するフィリップ・ナットマンの「始末屋」と奇妙でユーモラスでさえある地獄の後の世界の再生への第一歩が描かれるレス・ダニエルズの「おいしいところ」が面白かった。グレン・ヴェイジーの「選択」を読んでるうちに何となく今の日本社会が思い浮かんできたのは私の悪い癖だ。所詮ゾンビはゾンビ、腐臭漂う血塗れの娯楽でしかないのだから。
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アンソロジー。
邦題にもあるように、ゾンビなどが出てくるホラー小説集である。
ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」に影響を受けた作家が創りあげたオリジナル・アンソロジーだそうだ。
ただし、読んだのはスティーヴン・キングの「ホーム・デリヴァリー」のみ。
ゾンビが出てくる正当なホラー(?)だけど、何だかよくわからない終わり方だ。
ちょっと消化不良かな。
ゾンビの現れ方や襲い掛かってくる様子などは、ゾクゾクして、やっぱりキングはこういう描写はうまいね。