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紙の本
あまりにも暗黒…
2002/07/27 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
ものすごいシリアル・キラー登場!
エルロイの登場以後に「ノワール」という分野が確立したのを納得させられる怪作です!
9年間にわたり"連続殺人のクロスカントリー"を続けた、マーティン・変態私刑執行人・プランケットの
手記と言う形をとった、シリアルキラーもの。
とにかく自らを「殺人者」と定めた、マーティンの暗黒に引きずり込まれます。エルロイ自身の少年時代を
彷佛とさせる、「母親の殺人事件」のエピソードはかなり恐いです。人間の闇というのは、ここまで、
深くなるのでしょうか?あまりの暗黒に読んでいて、心がグラグラさせられました。
紙の本
マーテインはきっと、この世のどこかに存在する
2000/10/11 13:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FAT - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、その作品としての出来の善し悪しは別にして、読んでいて「疲れる」作品である。途中、疲労感に負けて、ページを捲る手を止めることが再々だった。ただし、あえて強調するが、本作は決してつまらない作品ではない。いや、サイコ物、シリアル・キラー物の中でも出色の出来である。それでも「疲れる」程、この作品を「重く」感じてしまうのは、なぜか?
恐らく、その源はリアリティーだと思う。つまり、本作の主人公であるマーティン・ブランケットのような奴が、本当にこの世に存在していたと感じてしまうからだ。所詮、レクター博士はお話の中の存在だ。しかし、このマーティンは、きっとこの世に存在する。だから、この「獄中手記」が奏でる底音が、重く、粘っこいのである。
本作を読もうという方は、この点覚悟して取りかかられたい。
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