投稿元:
レビューを見る
王国記シリーズ第一弾でもあり芥川賞も受賞した作品。修道院兼救護院という隔離された空間での人間同士の対話が良かった。わたしは好きだけど、嫌いな人はめちゃくちゃ嫌いだろうなぁ。
投稿元:
レビューを見る
リアル過ぎる虐待や性描写が多いので好き嫌いがハッキリ分かれると思われます。映画化された"イグナシオ"をもっと書き込んだもの?
投稿元:
レビューを見る
面白かったです。キリスト教世界なのに、キリスト教世界に対する反発やなんかが織り交ぜられていたりして、どろどろです。イグナシオの世界ともリンクとゆーか、これともうひとつの作品を足したのがイグナシオなんだそうです。修道院は同じだし、出てくる登場人物もいくつか同じ人がいます。
じっくり面白く読み終えることができました。
投稿元:
レビューを見る
聖で俗。相反するものを抱えた世界で、相反するものを抱えて足掻く主人公が魅力的。「すべての快感の本質は、反復にある。その事実において祈りと性行為がイコールで結ばれることを理解した。」ふふん。
投稿元:
レビューを見る
一番好きな本は決められないけど一番衝撃を受けた本はこれ、とすぐに言える。暴力とかそんなのでぐちゃぐちゃしてるっていってしまえばそれまでだけど、そんな簡単に片付けられん。
投稿元:
レビューを見る
今まで読んだ本のなかで一番衝撃を受けた。暴力とか性を抜きにして冷静に読むとぞっとする。神が何なのかは分からないけど都合のいい存在なのは確かだろうと思います。
投稿元:
レビューを見る
最近、映画を見に行きました。それで原作を読んでみることにしましたが、かなり映画は原作に忠実だったということがわかりました。花村萬月の本はじめて読んだけど、かなり衝撃。汚物俗物と神聖とかそゆうのが全部混在している感じ。好きです。
投稿元:
レビューを見る
グロい。色々な生生しい小説を読んできたけどそのおぞましさは随一。キリスト教の教えに反抗しているのだろうか。愛情、欲望をおかしな視点から解釈して、解説している印象。一気に読めた。
投稿元:
レビューを見る
まあ、殺○まくってます。芥川は伊達じゃない。軽くいなすようにコ○シます。
客観的に見てください。作中出てくる食堂は、アカシヤだったと思います。
あ〜アカシヤのロールキャベツくいて〜。。。ぶっちゃけいうとね。うまいと思ったことない。
でも、すんげ〜食べてる。。。なんか、和むんですよね。
好きな人。。。ごめんなさい。あ〜食べて〜
ww
投稿元:
レビューを見る
あまりにもエログロすぎるので途中から斜め読みになった。すさまじい筆力があらぬ方向へベクトルを向けているので、これはもう恐ろしいことになっている。芥川賞受賞作ってそこまでいいか?って思うことが多いのだが、この作品については圧倒された。
投稿元:
レビューを見る
修道院兼教護院を舞台とした、宗教と性と暴力の話。花村萬月が芥川賞作家とは知りませんでした(笑)
この内容は「王国記」の一部になるそうですが、花村は建前でごまかさないから小気味良い。世間の常識派からは嫌われる内容。僕としても・・抵抗ある部分が多いし(^^;・・否定はしないけど、生理的に合わないというか・・やっぱ、常識派なのかな〜(^^;
ともあれ、、この「ゲルマニアの夜」は、本来僕が花村満月に持っていたイメージの作品でした。はまらないと思うけど、彼の作品も読み続けます〜
投稿元:
レビューを見る
表紙がエグイ。
内容もエグイ。
嗚呼、でも読み進むのが少しも苦ではないのはどうして。
伝えたいことだの、本質だのよりも。
精液や糞尿や腐乱死体や、一切合切のものの匂いがしてきそう。
活字と活字の間から。
読んでいる自分の表情が歪むのがよくわかりました。
読むのを休むために、本を閉じると表紙の異形と目が合う。
と思ったら目がない。
ぎゃー。
痛い痛い痛い、やめてー、と心が叫びます。
とても。
投稿元:
レビューを見る
神の存在を信じたくても信じれない、もがく主人公に切なくなった。なんの疑いももたず、ただ純粋に素直に信じることが出来れば辛くないのに。
『すべての快感の本質は、反復にある』
投稿元:
レビューを見る
圧倒されました。
花村萬月さんの作品はどれも一文一文にものすごいエネルギーがあふれているけど、これはとくに熱のようなものを感じた。
支配と裏切りの快楽にあふれている。
投稿元:
レビューを見る
きつい暴力、性描写がありますが淡々としたイメージの文章。その様子が帰って歪みやよどみを感じさせます。強烈な人間描写が心に刺さってきました。