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紙の本
その優しさが…
2001/06/14 22:11
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投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に起きた事故への罪悪感から、奏は親友である和真に自分の気持ちを告げられないでいる。和真もまた、その事故のために奏が自分に優しくするのだと思っている。すれ違い続ける二人は…。
奏はその想いこそ口にださないもののとても和真のことを想っているし、それは和真も同様。二人とも人間的にもイイ奴なので読んでいて、「早く幸せになってくれよ〜」という気分になる。
ただし、和真。この人ちょっと優しすぎ。誰にでも優しいというのはもちろん美徳ですが、同時にそれが曲者だったりもするのよね…と想わされてしまった。和真は半ば自業自得で困っている依頼人の女性を突き放せない。その行動が奏を傷つけると分かっていてもなお。優しい恋人はモチロン良いけれど、理想としては自分にだけ優しい相手かなぁ…、なんて、ちょっと考えてしまった。
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