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紙の本
ジョニーが増えることを願って。
2001/02/26 00:14
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本のお父さんは元気がない。家庭では影が薄く、権威もなく、子供にふりまわっされぱなし。なんかかわいそうだし、なさけない。私はそんな状況を苦々しく思っていた。
だからこの本を読んで本当にスカッとした。
もともと私は誰かが誰かのために犠牲になるとかいう話は嫌いなのだ。犠牲になる人間に腹が立つ。不本意ならやめろ!!といいたくなる。生きたいように生きようとする人間の方がよっぽど気持ちがいい。
この本の中で「いいお父さん」だった主人公の父は突然、変化する。自分のことをジョニーと呼んでほしいと言いだし、青春をもう一度楽しもうとする。
とまどう周囲。
負けるなジョニー!
元気のないお父さんに読んでほしい。
そしてけっこう子供って親に対して過大な期待は抱いてないもんだと知ってほしい。
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