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ミミズの研究一筋に生きて四十数年、女性とは全く縁のなかった柿本書彦が出会った美女・中山紗十子。彼女は四選目を狙う東京都知事・横森臣太郎の側近である。東京湾岸の埋立地で奇形のミミズを発見した書彦に、紗十子が近づいた目的とは?折しも埋立地には東京都の一大プロジェクト「歴史博物館」の建設が発表され、政治家やゼネコンが利権をめぐって暗躍しはじめていた...。書彦が発見したミミズが、都庁を揺るがす大スキャンダルに発展する!物質文明とは何か、人間にはどこまで環境破壊が許されるのか?現代社会が抱える問題を鋭く、かつ軽妙に描く、書き下ろし長編小説。
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ミミズ研究一筋、女性に免疫のない教授と謎の野望を抱いた美人秘書が主人公。
美人を前にあわあわするおっさんが可愛いと思ってしまう。
眼鏡を外すと実は美人、というお約束の助手がかっこいいです。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
ミミズの研究一筋に生きて四十数年、女性とは全く縁のなかった柿本書彦が出会った美女・中山紗十子。彼女は四選目を狙う東京都知事・横森臣太郎の側近である。東京湾岸の埋立地で奇形のミミズを発見した書彦に、紗十子が近づいた目的とは?折しも埋立地には東京都の一大プロジェクト「歴史博物館」の建設が発表され、政治家やゼネコンが利権をめぐって暗躍しはじめていた…。書彦が発見したミミズが、都庁を揺るがす大スキャンダルに発展する!物質文明とは何か、人間にはどこまで環境破壊が許されるのか?現代社会が抱える問題を鋭く、かつ軽妙に描く、書き下ろし長編小説。
読みにくかった。
樋口有介の作品でここまで読みにくいのは初めてだし、主人公がかすんでしまう作品も初めて。
環境問題が主題になってしまって書彦や紗十子の人となりが見えてこなくて読みにくかった。
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ベイドリーム?
なんだろうと思いながら読み始めた。
みみずを研究するうだつの上がらない研究者が
ドロドロとした 政治家の世界に巻き込まれていく。
その様子が 笑えるようなコメディっぽく
引き込まれて
一気に読了してしまった。