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紙の本
なによりも著者が一番楽しんでいそうな同人的ポルノ
2002/06/15 14:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:浅知 恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
<眠り姫>をモチーフにしたSMチックな官能小説。ミもフタもないが、そうなんだから仕方がない。
眠りから覚めた<眠り姫>が、魔法を解いた王子様にあんなことやこんなことをされながら、奴隷としての自覚を深めていく。ちなみに王宮には<眠り姫>と同じような立場の王子・王女が奴隷として奉仕しており、まあ要するに何でもアリの世界である。
正直なところ、女性のセックス・ファンタジーというものがどういうものかよくわからないが、本書に関して言えば、ボーイズラブ大好きのおばさんが同人的に書いてみましたという感じで、とても楽しそうなのが微笑ましい。きっと訳者の柿沼瑛子さんも、嬉々として訳したことでしょう。
内容的には「よく出来た18禁ゲームのシナリオ」と言い切ってしまっても問題ないだろうし、そういう意味ではアン・ライスはきっと日本の18禁ゲームに興味を示すのではないかな。
「次はどんな屈辱を味あわせてやろうかしら」などと呟きながら小説を書くアン・ライスを想像しながら読むのが、おすすめ。
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