紙の本
初めてに人には勧めませんが…
2001/07/30 08:01
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
S&Mシリーズの10冊目。一応の完結編だよね?! 初めて森先生を読む人に、おすすめというわけではないのだけれど、素晴らしいミステリでした!!!
100%文系の私には、理系の人の考え方ってとても面白い。絶対あんなトリック考えつかないよぉ〜。しかもそのトリックが、ストーリーのメインでないのがまたすごい!!
多分、私にとって「感動する」作品って「他人との関わり方」に触れている作品だと思う。私は『天才』になることは出来ないけれど、もっと強くなりたいって思わされました。
これは、ど真ん中でしたね〜。ゆっくり文章を味わいながら、読みたいミステリです。
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S&Mシリーズ第十弾
今回は那古野を離れて九州で
あの人と接触!!!?
S&Mシリーズ最終巻ついに物語が核心へ・・・・・・
凄かったなぁ・・・・本当。
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S&Mシリーズ完結編。犀川先生がすごくカッコよかったです。やっぱり四季博士の出てくる本は面白い。ホテル・アムステルダム、泊まったことありました。結末というか、結末にいたる概念が素晴らしいと思いました。
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S&Mシリーズ最終巻。いつもに増しての緻密さは圧巻。飲み込まれる事間違いなし。トリック重視の人にもまあまあ楽しめるのではないかと。
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決して忘れることのできない人物。
天才という名を欲しいままにした、あの、真賀田四季。
姿を消した彼女が、ついに犀川の前に現れる。
実体を伴わない「メッセージ」や「気配」として。
そして、気付く。
天才を超えることは、凡人にはできないが。
近付くことは、きっとできる。
舞台は、とあるアミューズメントパーク。
作られた世界、作られた舞台。
何が起きてもおかしくない状況で起こる、不可解な殺人。
企業秘密という名目の元で隠蔽される事実、見えない真実。
明かされた真相さえも、その全てが彼女の掌の上だったことを感じた時、それは「敗北」を意味する。
そして、それは。
彼女にとっては、ほんの気まぐれでしかない。
100%の力なんて出し切ってない。
ちょっとした、お遊びの延長なのだ。
真賀田四季は、天才である。
これは、この後の森作品にとっても重要で最も基本的な「真実」なのだ。
またいつか、彼女に出逢う時には。
その恐ろしいほどの存在感に圧倒されることだろう。
S&Mシリーズの本当の主役は、常に、彼女だったのだ。
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真賀田博士の為に読み始めたような気が…(苦笑)でも、彼女が出てくると物語が面白くなるように思うんですが。
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これでS&Mシリーズが完結です
ということで、豪華キャスト?
そして、これを読み終わったら
小説読む気がなくなった。
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S&Mシリーズの最後の本。文庫本2冊程の厚みがあり読み応えたっぷり。ナノクラフトという長崎に本社を置くエンターテイメント会社。自社施設であるヨーロピアンなアミューズメントパークと隣接し、そこでの連続殺人事件。そして会社が誇る有名ゲームに四季のメッセージが。会社と四季と事件と繋がりはあるのか。ミステリー・人間模様・騙し・ヲタク、どれをとっても見事でした。本シリーズは最初と途中とこの3冊を読みました。時間があれば他も読みたい。★は4.5かな
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S&Mシリーズ総まとめの作品にふさわしく、真賀田四季博士が再登場。トリックより思想的なものが面白い。でも長くて一時に読めないせいか、何度読んでもきちんと理解できた気がしないなぁ…。
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S&Mシリーズ第十弾!10冊シリーズのラストです。まぁ次のVシリーズへとリンクしていくのですが…。ラストを飾るに相応しい素晴らしい作品です。
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ソフトメーカー「ナノクラフト」周辺で起こる連続殺人。主人公の萌絵とその恋人の犀川が事件に巻き込まれながらも、真相に近づいていく。
コンピュータに精通している人は非常に楽しめる作品と思うが、苦手な人は、説明描写の理解に苦しみそう。
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四次元の立方体の作り方解説や、仮想現実空間での行動体験や空間体験などが話中で出てきます。今でこそ普通の話題ですが、これが8年前に書かれた事を考えると、著者の慧眼に改めて感服。こんなんが読めるミステリィって、他にあるんですかね。他にもシリーズ前作9冊を読んでいたら「!!」となるような隠しコマンドと言うか、連環と言うか。そんなのが隠れてました。まだまだ在りそうな予感。
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姑息も何もない、予想できる訳のない展開。別世界のことを説明されてるようで、どうもしっくりこないのだった。こんなんでいいのかSMシリーズ最終巻!!それにしてもアレは恋なのかなんなのか…萌絵が気の毒なことに変わりない。
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森作品をもうひとつだけ。これは、シリーズ完結編。当時、あれだけの技術のことを書いていたのは凄い。今では半分くらい実現しているのかな?
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「パン」とは真理に近い。一体その事を何人が理解し得たのか。いや、そもそも真理こそ「パン」ですよね。何だか天才同士の会話の割に今更ですよね。