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今回も不意打ちの笑いのツボにはまってしまい、楽しく読めました。が、ラストが・・・落丁?っていうくらい尻切れな感じがしました。元奥さんの術後とか、娘との今後の関わりとか、会社や小鳩組との関係やらなにやら一切がブツっと切られたかのような終わり方でもやっとします。というか、マラソン自体も完走できたのか?あと、三田嶋さんの後輩は結局ゲイなのか(はっきりしてほしい)・・・まさか本当に落丁ってことないですよね?
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2011/10/24
910||オギ (3階文庫)
倒産寸前の零細代理店に大仕事が舞い込む。
それはヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略。
小鳩組の業務内容は「金融業・不動産仲介業・経営コンサルティング(飲食店など)公営ギャンブルの私設窓口・医薬品販売」など言葉は奇麗が内容は・・・
担当することになったアル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、別居中の娘まで転がり込み、社の未来と父親の意地をかけてなぜかマラソン大会に出場する。
あまりにもばかげていて、でも泣けてくる、お話。
小鳩組のキャラクター「ピーちゃん」(中は強面のヤクザ、いつもピストルを持っている)の大活躍も見もの。
ついでに広告代理店の仕事も勉強になる。
ぜひおすすめ!!
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倒産寸前の弱小広告代理店
舞い込んだ大きな仕事は、なんとヤクザの会社のイメージアップ戦略。
主人公の悪戦苦闘ぶりと、可愛げのあるヤクザがほのぼのとした笑いを誘います
「オロロ畑でつかまえて」の続編らしいけど、これだけ読んでも面白い
でもオロロも読んでみよーっと(笑)
ラスト、走りぬけるチンピラの勝也が格好よすぎる~~(#^.^#)
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『ヤーさん』なのに『小鳩』組、というそこでまず一笑い^^ 話のテンポもよくてすごく読みやすいんですが、ラストの尻切れトンボ感が半端なかったのがものすごく残念! せめてマラソンがどうなったかくらい書いて欲しかったですよ。早苗との掛け合いは読んでて面白いけど、現実に我が子があんなムスメだったらと思うと非常にイヤですね(笑) 解説読んでから分かったんですが、これ荻原氏の2作目だったんですね~。俄然、「オロロ畑」も読みたくなりました。☆3.5
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ユニバーサル広告社、第二段作品。
変わらず面白い。4人のメンバーそれぞれの個性がすごく豊かで、目に浮かぶよう。でも仕事の内容は絶対ありえへん!!
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おろろ畑に続く、ユニバーサル広告社の物語です。倒産寸前のユニバーサルに久しぶりに仕事が舞い込みます。ところが依頼主はヤクザ小鳩組。追い詰められて、小鳩組のイメージアップCIを引き受けます。担当杉山はヤクザ相手に悪戦苦闘でアイデアを捻出。元娘早苗や、元妻も登場して、明るく楽しくユーモア満載です。最後に頑張って走る杉山にも応援してしまいます。
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オロロ昔読んで、すごく面白かったし、シリーズ化してるとしらず最近「花のさくら通り」読んで、めっちゃ泣き笑いしたから、ユニバーサル広告社シリーズの未読だった第二弾であるこちらを予約取り寄せしてようやく読んだ。…けど、これは、3部作(まだ続くかもだけど?)のなかでは、いまひとつだなあ。泣きも笑いもほかの2作に比べると弱かった。まあ、個人的に名作だと思う第3弾を読むための下地として、こっちを先に読んでおくべきだとは思うけど。元嫁の病気のこととか、早苗の性格とか、猪熊の気持ち(ここがきづいてなかった!)の基盤をもっとここでちゃんと知ってから「花の~」を読んだほうがいいね。でも、そこ知らなくても、じゅうぶん楽しめたけど。これはなあ、なんか、しっくりこない。ヤクザの世界も、マラソンになる展開も、ラストも尻切れトンボなかんじだし。勝也、どうなったんだろうな。花の~では出てこなかったしな。ところどころ笑えるけど、泣くポイントは薄いかな~。まあ、前後のシリーズを読むんなら、これもいっといていいんじゃないかな、な、1冊。でした。
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ユニバーサル広告社の第二弾。今回のお相手はヤクザ。ヤクザをコメディにすると可愛らしい。娘との掛け合いも楽しい。変わらずに軽く楽しく読めるので疲れない。
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またまたユニバーサル広告社の物語。今度はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略のお仕事。笑える箇所満載。杉山と娘の物語でもあり、グッと来る場面もある。
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シリーズ2作目.相変わらずのすっとぼけた潰れかけの広告会社の面々の営業.ヤクザの小鳩組の広告に四苦八苦.杉山と離婚した妻のところからやってきた娘早苗の奔放で真っ直ぐな愛情が眩しい.
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4.5
オロロ畑の続編
例によって自転車操業のユニバーサル広告社、石井の取ってきた仕事は、なんとヤクザのCI。追い込まれて打った最後の策はマラソン大会での便乗広告。
杉山の、別れた妻・幸子の病気の発覚、娘・早苗との同居生活、お茶汲み猪熊の正体、そして小鳩組のチンピラ構成員・勝也のランナーとしての才能。
相変わらずの村崎に新キャラの広告プランナー三田嶋。この先も楽しめそう
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倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。
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タイトルから想像して幼稚園のお話かと思いました。組は組でもヤーさんの方でしたね(笑)
『オロロ畑でつかまえて』で村おこしを手掛けたユニバーサル広告社が今度はヤクザの組のイメージアップを引き受けることに…。
杉山さん、アルコールは控えた方が良いと思います。でも娘の早苗に会えなくなってしまうと益々酒量は増えるかしら。ちょっぴりしんみりした気分のラストでした。
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テンポの良い笑いは荻原作品ならではだな。中身に一本筋が通っていて、それゆえに単純なドタバタコメディに留まっていない。何度目かの再読だが毎回面白い。そして浅田次郎のプリズンホテが読みたくなってしまうのも毎度の事なのだ。
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倒産寸前のユニバーサル広告社に舞い込んできた仕事はなんとヤクザからのものだった。
仕事を通じて段々と理解していく小鳩組との関係性と、今は前妻のもとに行ってしまった娘との関係性を中心に話が展開する。
広告社の社員それぞれにキャラクターが立っていて、また、小鳩組のメンバーもキャラクターが立っていて。とってもわかりやすい。
ヤクザの受注をこなすため、最後はマラソンに挑戦するにあたり物語はクライマックスへ。みんないい奴ばっかりだ、ってなる。娘の早苗が凄く良かった。