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怪しい老人の後をつけて奇妙な洋館にたどり着いた少年探偵団の一員、相川くん。その洋館にはぐるぐる巻きにされた少女の姿が…。
この事件を皮切りに少年探偵団、明智さんを脅かす奇怪な事件が度々起こる。一体誰が彼らを陥れようとしているのか!
面白かった、面白かったんだけど、少しスタイルが変わってしまったことが少しだけ残念。まー生易しさがないから緊迫感が生まれるんだからいいか。
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小学生の頃に読んで以来の再読。当時読んでいた物よりも挿画は現代風になったような感じだが、今読んでも十分に楽しめた。二十面相と明智小五郎・少年探偵団との二転三転の攻防。最後の最後まで息もつかせぬスリリングな展開。満足な読書であった。昭和初期の東京・山の手の雰囲気もいい感じ。久しぶりに少年探偵シリーズを読み進めたくなった。
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子供時代に読んだときは特に怖かった記憶もないが、今読むと乱歩らしい残虐趣味の片鱗のようなものが隠しきれずに顔を覗かせている感じがする…(笑)
乱歩がどんな作家なのか知っている今だから感じる怖さなのかもしれない。(2021.8.1)