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ロンドンデイズの方が詳しく書かれていて、わたしとしては勉強になりました。
海外で住むって大変なんだなあ。
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演出家で劇団「第三舞台」の主催者である作者のエッセイである。雑誌SPA!に掲載されたものをまとめたもの。何年にも渡って連載は続いているのでこれはその五冊目にあたる。
何とも言えずこの人の文章は楽しい。基本的に人を楽しませることを知っている人だ。題材はその時その時で鴻上氏が選んでいるが、気楽な文章の回もあれば、突然真面目に語る回もある。思わずぷっと吹き出してしまうような楽しいことも、少々社会風刺が込められていたりすることも、考えさせられることもある。
鴻上氏の視点が好きだ。思わぬ視点から、普段なんとなく感じていたことを言葉にされたりするとくらくらしてしまう。また、言葉に真剣に対峙していることが感じられる文章は、厳しい言葉が並んでいても嫌な気持ちはしない。発信する言葉に責任をもっていることが感じられるからだ。そして心から笑わせてくれる。
エッセイの好きずきというのは、結局、筆者の視点が好きか嫌いかということなんじゃないかと思う。その点で、また一人、大好きな人を見つけることができた。幸せ。
今回は、鴻上氏がロンドンに演劇留学していた一年間にあたっているため、リアルタイムに状況が語られる楽しい一冊。(2001-09-30)
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10年以上前に出た本なのに、
読むと今の気持ちに不思議とフィットするこのシリーズ。
ロンドン編は、鴻上さんの英語奮闘ぶりが、
なぜか今英語勉強中の私にとっても共感そして癒し。
39歳で留学なんて、真面目で偉いなぁ。
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鴻上さんの留学体験記です。文部省からロンドンに派遣されたときの体験に関するエッセイです。鴻上さんのような秀才でも、英語を身につけるのは大変なんですね。BBCのニュースを理解するのは、困難だと告白しています。僕も、BBCのラジオは聴き取れますが、テレビは聴き取りにくいです。ただし、理解できなくとも、朝のニュースを聞いた後、学校に出かけると、理解が異なるそうです。ニュースを聞き取るのは、難しいのかもしれません。週刊朝日に連載していたときの勢いはありません。ラジオも面白くありません。オールナイト、週刊朝日は、毎週楽しみにしていたのに、
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シリーズ4巻目のこの本は、その名の通りロンドンでの演劇生生活一色だ。文章もうまいし、内容的にも面白くないわけではないのだけれど、題材として同じようなことがずっと続いているので、飽きてくる。