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紙の本

花村哲学の根底

2002/04/21 18:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郁江 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 芥川賞作家 花村萬月の初の自伝的エッセイ。彼が自分のコト・作品にコト・思索と感情など生の声を贈る。花村萬月…彼の作品の多くが、暴力と性的描写で埋められている。だけど それが文学として成り立つのは、徹底した哲学だと言えるだろう。彼には そして 彼の描く登場人物達には、自分成りの哲学がある。誰かに認められるとか、そんなことは関係なく、独自の考えを持っている。自己を表現する手段としての暴力・コミニケーションの手段としてのセックス。無茶苦茶なんだけど、どこか納得させられる 人を惹き付ける そんな力強い哲学の根底を この本で探せるのではないでしょうか。

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2012/02/04 21:27

投稿元:ブクログ

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2019/11/05 14:06

投稿元:ブクログ

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