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興味深いが、まだ理解には届かなかったな。解説が重要だった。言語学は一部学んで見たいと思っているので、何となく概要を掴むのには役に立ったのかもしれない…?【061222新/070321】
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エドワード・サピアの膨大な知識を背景に、
言語の定義から屈折の意味、その他の言語、
文法的側面、言語の類型や音、言語同士の影響、
言語と文化、そして言語と文学に対しての考えを述べている。
例文としては主に英語、その他にもフランス語やドイツ語などの
有名言語ばかりだけでなく、インディアンの言語などもひいている。
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近代言語学の古典.原著は50年以上前の構造主義の時代に書かれたものであるが,構造主義にとらわれない視点で書かれたために,現在においても価値を失わないすぐれた論考である.(2010:小林茂之先生推薦)
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チョムスキーの唱える普遍文法に対立する、言語の多様性は文化に依存しているという考え方について書かれている。
言語学者てみな博識な気がする。
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アメリカ構造主義言語学の古典。言語学の入門書とされるが、実際には専門用語を限定して使用しようとするあまり、少々回りくどい。そのため、現代の入門者には勧めにくい。この本と平行して、他のわかりやすい入門書を読むべきである。しかし、本書は言語構造に深い洞察に富み、繰り返し読むべき名著。
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原書名:Language
序論―言語の定義
ことばの要素
言語の音声
言語の形式(文法的過程;文法的概念)
言語構造の類型
歴史的所産としての言語(偏流;音法則)
言語はいかに影響しあうか
言語と人種と文化
言語と文学
著者:エドワード・サピア(Sapir, Edward, 1884-1939、ポーランド、人類学)
訳者:安藤貞雄(1927-2017、高知県、言語学)
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カテゴリ:図書館企画展示
2017年度第7回図書館企画展示
「大学生に読んでほしい本」 第3弾!
本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。
山田庄太郎講師(哲学科)からのおすすめ図書を展示しています。
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
開催期間:2018年1月9日(火) ~ 2018年2月28日(水)
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース
私がこの本を初めて手にとったのは、大学1年生の時で、先生からすすめられたことがきっかけでした。本書は言語学の入門書として書かれていますが、同時に、言葉と私たちのものの考え方との関係についての興味深い考察が行われています。言語は思考の入れ物にすぎないのか。それとも、私たちのものの考え方は言語によって何らかの制約を受けているのか。言語に関するサピアの考察は、言語と社会との関係から、文学や芸術の問題にいたるまで幅広い範囲に及びます。言語学以外の学問を学ぶ者にとっても刺激的な一冊です。
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天才と呼ばれたアメリカ言語学者サピアの著作。言語の特質や言語と思考、言語と文化、言語の変化、音法則など多くの側面を明晰に考察した本。サピア・ウォーフの仮説についてよく知りたいと思って、本書を読むのはあまりオススメしない。実際私も「言語と人種と文化」の章でも、この仮説について触れられず、むしろこの仮説とは異なる意見を持ってないかとすら感じてしまった。この点に関しては、最初にある言語と思考、または解説を参考にした方が良いと思える。いずれにせよ、本書にある内容はすべて興味深く、読む価値は十分すぎる程である。
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言語 エドワード サピア 岩波文庫
読めないことはないけれど
字が小さいので難儀する
読み出してみればそれなりの面白い
言いたいこともわかるし
言葉の発生が本能によるものでなく
長い年月にわたって培われてきた文化に
影響されてのことだと理解もできる
しかし翻訳のせいかこの文章は言い回しがくどい
人間は相手という摩擦の対象と群れることで
自分の存在を知り集うことで知識と意識を得
心の文化と物質文明を創造する
言語は生物的に遺伝する機能でなく
文化的な機能であるというのも頷ける