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今となっては社長blogがあちこちで出来ていますが、私が「社長モノ」「起業モノ」を読み始めるきっかけとなった本です。
マスコミの報道とかは、ステレオタイプ化したり、盛り上がるような報道の仕方しかしないので、逆の当事者の立場から書かれた本書を読んだことは、社長さん側の立場を考える貴重なきっかけでした。
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1つのベンチャー企業が破産宣告を受けて倒産した。インターネットを使った新サービスで脚光を浴びた、ハイパーネットという企業だ。大手証券会社や銀行などから融資の申し出が殺到し、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長までが面会を求めてきたという"栄光"から、わずか2年足らずの間での転落劇だった。
なぜ、ハイパーネットは挫折したのか?
米国のビジネススクールでは、事業に失敗した経営者が講師となり、体験を語る授業が珍しくないという。
介護ビジネス会社が雨後の筍のように登場している今、業種こそ違うが、経営者には読む価値のある一冊!
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この本をとるきっかけになったのはちょうどライブドア問題で凄く的を得て発言したのを見て手に取りました。
いや、淡々と経緯を書いてとても良い本だと思った。
当たり前だけどどんなに良いアイデアだけでは成功しないということがわかる一冊だと思う。
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小説のような事実が書かれていた本だった。90年代後半のベンチャーを代表する、ハイパーネットの実態が取締役社長である板倉雄一郎氏が書いた本。ブロックごとに別れていないためにどこで読み終えようか迷うといった構成的な意見を抜かすと抜群におもしろかった。
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個人的にかなりお勧めの本。
ベンチャーの雄として、頂点にいた人がどこで足を踏み間違えたか。
分岐点を詳細に記載しており、読み応え十分。
非常にためになる。
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株式会社ハイパーネット社長の板倉雄一郎氏の会社創業から成功、そして1997年の倒産までを描いた本書。自分の失敗体験を公開し、「失敗のケーススタディ」を残す文化を根付かせるきっかけを作りたいとの思いで、書かれている。
本書を通じて、ファイナンスの大切さや、社員とのコミュニケーションの大事さ、時代の流れがビジネスに与える大きさを痛感した。結局最後は倒産するのだと知っていても、そこにたどり着くまでの過程に、読み物としてものめり込んだし、もちろんビジネス書として学ぶものも非常に多かった。
個人的な印象だが、読み終わった後に非常に大きな虚無感を感じた。そこまでの成功を収めた人間が、ひとさじの判断の違いや、偶然の時代背景からの影響によって、全てを失ってしまうのものなのだと、事実を通じて見た時、ビジネスを起す、または起したい立場の人間の視点からは、むなしさを感じずにはいられなかった。しかし、その失敗の過程と向き合えたことで、とかく成功した場面ばかりが注目されがちな、ベンチャービジネスの新たな一面を知り、今後の糧にできたと確信している。
余談だが、別れの際の最後の彼女の一言に、世の中そんなもんなのか、というなんともいえない思いに駆られた。
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こんなに読み始めから心が暗くなる本は初めてだ。サブタイトルからもわかるとおり、一つの会社がつぶれる話。
本の構成からして最初から、「結局最後は失敗するんだよ」って主張が明白だったから、
主人公の会社が立ち上がったとき・事業が波に乗り出した時・賞を受賞して輝いていた時、etc...
常に常に、なんとも言えない感情を抱いて読むことになった。
成功者の生い立ちものばかり読んでる人に、現実を突きつけてくれる。
特に起業したいと思ってる人は読むべし。この現実を受け入れる覚悟が無いなら、経営なんて無理だろう。。。
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僕がベンチャーに転職する前に覚悟を決めるために読みました。前半の昇り調子の派手な盛り上がりと、後半の転落の激しさがリアルで、当時衝撃的でした。
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ハイパーネット社長が起業して、倒産した話。
自分や人の失敗から学ぶものは多いと思う。
ただ、この話は、まず、ネット事業のシステムがよく分かりにくいのと、社長自身がアイディアは浮かびやすいのだけど、その後が適当だったり、自身が眉唾のように見える。結局、貸し渋りが大きな原因?のような印象になっている。(もちろん、ほかの原因も、いくつか書いてあるが)
私自身、何をここから学べたのか、よくわからない。
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わずか2年でビル・ゲイツへの面談から破産へ。急転直下なハイパーネットを経営した、社長による失敗録。のベンチャー破綻路線を活き活きと記した好著。文章や構成が旨い。これで処女作とは。2/3くらいまで成功路線が続きつつ、破綻を促すヒキも忍ばせる。
小説仕立ても馴染みやすく、ぐいぐい読めた。最後の債権者集会の様子まできっちり描いてアンサクセス・ストーリーの落とし前をきっちりつける。
いつの間にか歯車がずれて行き、金策へ追いやられるさまは迫力だった。同社の経理担当者の書いた本も読んでみたい。
描写から歯軋りが漏れつつも、あくまで客観的に記そうとする。だから、凄みある。
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起業、成功、そして倒産までの道のりが生々しく書かれた良書。400ページ弱あるボリュームであるが、読み始めると時間を忘れて本にひきこまれていった。著者の現状に満足せず常に新しい物に挑戦していく姿、銀行との関係、社内の人間関系、世に出回る成功本を多く見るのもいいが具体的な失敗経験の書いてある本を見るほうがはるかにためになる気がした。
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97年末に倒産したハイパーネットの社長本人が綴る、設立から倒産までの記録。取引先や銀行とのやり取りが生々しく書かれており読み物として素直に面白い。
最後には倒産すると分かって読んでいるのだけど、それでも第4章の「転落」と第5章の「倒産」は、かなりせつない。経営者の孤独と苦悩が伝わってくる。
97年末に倒産したハイパーネットの社長本人が綴る、設立から倒産までの記録。取引先や銀行とのやり取りが生々しく書かれており読み物として素直に面白い。
最後には倒産すると分かって読んでいるのだけど、それでも第4章の「転落」と第5章の「倒産」は、かなりせつない。経営者の孤独と苦悩が伝わってきた。
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つぶれる会社の社長思考回路パターンのひとつにあてはまっている。
著者も終わってみて振り返っているが、その当時はわかっていなかった。
ぜひ今から経営を行う人には読んでおいてほしい本。
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この本は、ビジネス面で役に立つというより、物語的にすごく面白いっていうのが
率直な感想です。
成功や倒産の時の心境など実体験だけにリアルです。
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この本を通じて、会社の組織はどうあるべきかを考えさせられたと思う。
筆者の板倉さんが自分の会社がどのように崩れていくかがリアルに書かれた物語。
やはり経営者がいくら能力を持っていても、会社の組織としては成り立たないという
のが事実ということがわかった。
ここでやはり大切なのはいかに会社をマネージメントしていくことでは
ないかと思った。
失敗から学ぶものは大きいのでこれから会社を作りあげるために参考できることが
たくさん書いてある。
個人的にはこの本の後書きに参考にしたらいいことがたくさん載ってるなと感じた。