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紙の本

加害者よりも被害者の傷は深いんだ

2006/11/06 05:15

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:未来自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『風の地平』を読んで魅せられた能島龍三。短編集が苦手にも関わらず『虎落笛』を買っていたが、結局読まずにいた。最近、最新刊が発売されたと聞き、あわてて読んだ。
 過去と現代に横たわるもの、そこには切り離すことのできないものがある。
 戦争、被爆、加害者と被害者、その責任をどう考えるのか。不倫によって妻と家族を捨てた父親との思いを交えながら、過去に繋がる現在と向き合うことの意味が、連作のように語られる。
 表題作の『虎落笛』は、治安維持法によって殺された小林多喜二のことも書かれてはいるが、その他の短編のほうが胸に迫ってくる。
 人間が行う行為が、他の人にどのような影響を与えるのか。そこには想像にも及ばないものがある。そのことにどう向き合うのか。そのことを考えさせる作品である。
 著者の体験を語っているだろうだけに、胸に迫ってくる重さを考える。知らず知らずのうちに加害者になってしまうことさえある。そのことを考えさせてくれる。
 不倫をして、妻と子どもを捨てた父親。その父親と常に被害者の立場から向き合う主人公。父親の最低限の思いは描かれているようには見えるが、そこをもっと掘り下げた描写があればより深い作品集になっただろう。

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