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紙の本
レセプトがなぜ重要なのか,また,医療制度の仕組みなどを,著者の体験を軸に描いた一冊
2000/10/06 12:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分や家族はどんな治療を受けているのか? それは,レセプトを見ればわかるのだ。
著者は,90年に生まれたばかりの長女の死が,陣痛促進剤投与にあるとして,医療裁判を開始。その裁判資料にレセプト開示を共済組合に申請したが,厚生省による指導を理由に拒否され,以降,レセプト開示を求める市民運動に取り組んできた。
本書は,レセプト開示が実現されるまでの長きに渡る交渉劇と,レセプトとは何か,日本の医療制度の仕組みとはなどがよくわかる一冊だ。そして,どうしたらレセプトが見られるのか,誰でもできるレセプト・チェックを詳しく解説。
レセプトで,開示者のどんな診療行為が行われているかがわかり,医療費が確認でき,不正請求を未然に予防することができるという論旨が,具体的な実例を用いながら詳細に記されている。おまかせ医療ではなく,自らも考えて選択する,医療消費者へ。本書は,患者や家族,ひいては医療者の意識を改革する。
(C) ブックレビュー社 2000
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