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一人の美しい女性を巡って起こる事件には、実は19年前の事件が絡んでいた。
その謎を解くべく金田一耕助が奔走する。
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金田一耕助シリーズは途中から何となく犯人が分かるんだけどね。それでも面白くて一気読みしてしまう魅力がある。
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横溝氏の怨念ドロドロものサイコー!
その中でヒロインは穢れない美女、物語の一部にちゃんと清涼な風が通る部分を残してある。全編救いのないドロドロより、エンタテイメントとしてのバランスがいいというか、安心感があって好き。
家庭教師の先生の、編み物の図の暗号とか、月琴島の設定とか… 古き良き本格推理小説、たまらんですなー。
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迷路荘と同じく長い。
途中で間延びする。
シリーズにある怪奇性や猟奇性があればもっと楽しめたかも…
それほど怖くない
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犬神家の一族の次に、好きな金田一作品。
栗山千明さんの姿が、そのままヒロイン
に投影されていて、ビックリでした。
もちろん、金田一探偵も、いい味をだしていました。
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「彼女は女王蜂である」 一人の女性を巡る事件の話。ドラマなら見れませんでした(泣) 横溝氏はこういうものが得意ですよねー。
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言わずと知れた横溝作品。出生に謎をもつ美少女が18歳になり故郷を離れて東京に来るわけですが、そのくだりで彼女を取り巻く男たちが殺されるというお話。
ノーブルな一族をとりまく過去が事件に絡んできたり、実は宮家のぼんぼんが云々だったりと、私好みの作品でした。でも「悪魔の手毬歌」や「八ツ墓村」みたいなおどろおどろしさがあまり無くて残念。。
あとタイトルの「女王蜂」。中々ハイセンスだとは思うけど、そこまで作品との関連は無いような気が・・・。蝙蝠のほうが印象に残ったよー。
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出生に謎をもつ美少女、大道寺智子が18歳になり、故郷の月琴島を離れ、東京へやってくる。しかし、、彼女の婚約者達が次々と死んでいく―。金田一耕助シリーズの傑作!!
【志學館大学】ニックネーム:まめしば
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金田一登場作品ではあるものの
事実上彼は名探偵ぶりを発揮できず
非常に歯がゆい思いをする作品です。
メインにおかれているのは「人の悲劇」のため
謎解きはさほど濃くありません。
せいぜい、思い込みを誘う1描写ぐらいでしょう。
それぐらいしかミステリー特有の
心理操作はしていません。
とにかく悲劇としか思えません。
もし別の方向に運命の歯車が
動いていたのならば…!!
と思うと無常の一言に尽きます。
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続けざまに横溝先生はちょっときつかった。コレもまた血の話。
トリックに次ぐトリックでおなかいっぱいです。
角川でもコレではない方の表紙の本。絵のイメージだと智子がコケティッシュで可愛いほうです。
疑問、なぜ途中で智子は強いだけでなく、妖艶になってゆくのですか?
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帯に「金田一vs絶世の美女」とあったので悪霊島と似た話かと思いきや全然違う
離島に祖母と家庭教師の3人暮らす智子
母の遺言どおり18歳になると東京に暮らす父のもとへ行くことに
父の選んだ婚約者3人と異母弟と顔を合わしたところから惨劇が始まる
最後は犯人の自決かと思いきやどんでん返しが!
金田一シリーズでこのような結末ってあまりなかったような
警告状のとおり、智子は何人もの男の人生を狂わせてしまい、
(もちろん本人に責任は全くないけれど)大切な人を失ってしまったので最後に多門連太郎とくっつくのはよかったなー
2013/01/04-07
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しばらく前に古本屋さんで集めておいた杉本画伯による表紙絵版。主人公の美女が描かれ頭には不気味な蝙蝠が。紙は焼けてしょっぱい感じになっているのですが、その感じがまた小説の雰囲気を引き立てています。なんてたって、源頼朝の末裔が住まう伊豆の孤島に起こった昭和初期の変死事件からスタートするのですから。最近復刻版が出てますが、ぴかぴかの紙で読むより絶対雰囲気でまっせ。
絶世の美女をめぐっての孤島の密室、さらに重なるトリックに、作者特有のどろどろした因習などは影が薄れてしまう感じですが、めずらしく今回は大団円といっていいのではないでしょうか。
BGMはもちろん「犬神家の一族」のサウンドトラック。往年の角川映画のチープな感じを引き立ててるし、やっぱり横溝作品にはぴったり。
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映画版と全く別物。映画版のオチの方が良かったけれど、これはこれで横溝さんらしくて好き。
映画版はほぼオリジナルじゃないか。
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普通に面白かったです。
横溝正史は確かですね。
ただ、動機がちょっと弱かったかなー、と。
描写されている犯人のキャラクターと連続殺人をする理由にちょっと違和感があるかな。
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小説で金田一耕助を読んだのは初めてです。
稲垣さん主演のドラマを昔にぼんやり見た。
初めは読みにくかったが、文章は慣れてくると読みやすく感じた。冒頭の智子が花束を海に投げ込むシーンとか、映像を想像しやすいシーンがたくさんあった。演出力高いなー。
とにかく、おもしろかったです。犯人より結末が気になって読みました。犯人はとても健気で哀れだと思います。でも真犯人には色々つっこみどころがありすぎて。日下部氏を殺害して、どうしたかったのか。琴絵さんと戸籍上結婚できたのは不本意だったのかとか。いろいろ謎。