紙の本
おすすめ
2023/12/06 12:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イ! - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は,高校で習うような平面,空間のベクトルの概念の説明で,行列式や線型空間,最後にジョルダン標準形の説明がある.付録として多項式や幾何,群に関するお話もあって楽しい.
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まだ単因子論のところを読んではいないけれど。
とりあえず、一通りのことが書いてあります。
特に線型空間のところが詳しくて非常にありがたいです。
ここで写像について大きく学べたと思います。
他の項目に関してはもう1つの方が分かりやすいと思います。(行列式、計量ベクトル空間、行列の標準化など)
ただ、こちらはユニタリなど複素数に関しても書いてあるのですべてを網羅してるということでは非常にありがたいと思う。
ただ、初めて読むのに分かりやすいかといわれるとなんともいえんと思う。
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線型代数を勉強すればするほど名著であることがわかってきます。はじめて学習する際にはかなり難しいですが、他の本で一通り概要を知ってから読むとおもしろいです。
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最初に読んだ,線形代数の本。
10年かかっても、半分も理解できませんでした。
Fortranでプログラムを組んでみたら,
どの原理を理解しても、同じアルゴリズムに落ち着く場合と、
別のアルゴリズムで記述している場合とがあることを経験しながら,
いつの間にか線形代数が身に付いていることに気が付きました。
問題を解く方法だけでなく、
プログラムを作ってみるのも学習方法の1つだと感じました。
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名著かも知れませんが、あまりワクワクしません。
持ってる版が古いからか?
無理してこの本を読もうとしなくても、他に良い本が現在はあるように思えます。
王道は必ずしも、自分にあっているとは限りません。
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2次元ベクトルから始まり、3次元に拡張して幾何イメージで説明しつつ、折り返し点では線型空間で抽象化の概念を挟み、行列式、固有値など、具象と抽象、数値例と概念例をくるくる廻りながら、ジョルダン標準型に至る。理解促進のためのストーリーとして著者が意図した構成なのだろうか。版型は古めかしいが、刷を重ね多くの人に読み継がれてバグは取れているのだろう。線型代数の入門書として、数学プロの予備軍にとっては易しすぎる(説明がくどすぎる)のかもしれないが、似非理系の僕にとっては、「何とか読める」と「難しくて無理」の間くらいの難易度。
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機械学習関連の業務の基礎学習で数学の理論を押さえる必要があるかなと思って購入。自分のレベルに対して高すぎるのと、実務向けじゃなかったので読めてない。
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線型代数の入門書として古くからある本で、実際用語や記法に古さを感じる部分も多いです。取り扱う内容や例などは意外と豊富だし説明も十分わかりやすいのですが、もっと読みやすい教科書がたくさんある今ではわざわざこの本を選ぶ必要はない気もします。
http://ngskshsh.hatenablog.com/entry/2017/05/06/110400
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これまで線形代数の教科書をまともに読んだことがなかった。大学の初学年の授業で指定された教科書は興味がわかず、それ以来、線型代数はつまらないという思いが長年あった。ただ、社会に出ての実務で線形代数的なことを必要とすることが案外あり、その時々で適当な本で必要部分だけ読んだ経験はある。
今回、適当に済ませていた線形代数をきちんと取得したいという思いで、定番の斉藤の本を読んだ。読んで正解であった。いやいや線形代数、凄く面白いではないですか。数学の理論でこれほどスッキリと理論構築できるものは他にないのでは。一冊読むだけで、これまでの多次元や行列に対しての苦手意識が払拭され、何でも解ける気になる素晴らしい本であった。
この本(著者)がもっているなにか全体にバタ臭い雰囲気も興味をそそる一因か。