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紙の本
ただただ。かっこ良いス。それだけです。
2002/01/05 01:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱおっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう手の本て、all or ナッシングじゃないですけど、ファン以外の人ってぜんぜん読まないタイプの本ですよね。(笑)まぁ彼を知らない方に無理矢理薦めはしませんよ、まずは音楽ありきですからね。私はファンですが、本に大事にカバーをかけたりすることはしません。だからといって、毎日読んでぼろぼろになることもありません。半年に一回くらい忘れた頃にボーとながめて、改めて彼のカッコ良さを再認識する。そのためにこの一冊は本棚に並んでいる訳なのです。
紙の本
山崎まさよし
2000/11/20 19:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東方雅美 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山崎まさよしがどこから来たか——それを知りたければこの本を読めばいい。そのくらい『山崎まさよし』には、彼の過去から現在までが凝縮されて、詰まっている。
山崎は、横浜の桜木町に住んでいた。山口から上京してデビューする前の、1年半ほどのあいだだ。アルバイトをしながら音楽を作るという生活をしていたものの、「とにかく暇だった」彼は、横浜をよく歩いたという。この本で執筆者は、山崎と一緒に彼の散歩コースをたどる。
そして山口県防府市。山崎が、小学校から上京前まで過ごした街だ。ここでは彼がアルバイトをしていた洋風居酒屋や中ノ関港、通っていたライブハウスなどを巡る。この2つの「ゆかりの地」巡りは、たくさんの写真と山崎のコメントで構成されている。その土地で過ごしていたとき、何をしていたか、どんな気持ちだったかが語られる。
それだけではない。この本には、彼が子供の頃に書いた絵や、デビュー当時のアーティスト紹介文、プロモーション用のCD、ギターコレクション、山崎が自分で撮った自室の写真、97年末の渋谷公会堂でのライブの様子などなど、山崎の過去から現在までの断片が、いろいろな形で並んでいる。
だから、これを見れば山崎が経験してきたこと、歩んできた道を少しだけ共有できる、そんな気持ちになる。桜木町のパートでは、デビュー前の彼の寂しさや不安な気持ちまでが伝わってくるようで、ちょっと切なくなったりもする、かもしれない。
音楽を聴くのに、それを演奏しているアーティストのことをどれだけ知る必要があるのかは分からない。だが、山崎のうたが生活に根ざしているものだけに、この本を読んで彼のことを知れば、また別の角度から彼の音楽を聞けるのではないだろうか。
(東方雅美・bk1ブックナビゲーター/ビジネス・ライター)
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