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精霊の守り人の続編です。
お話はバルサの子供時代のことと、今のバルサのこととの2本立て。
なぜ、バルサが女用心棒なんてやってるのか、育て親シグロと実父の関係、そもそもバルサはなぜ祖国カンバルを追われて新ヨゴ国にいるのとか
そういう過去をバルサ自身が見直すというか、前作の精霊の守り人でチャグムを短期間とはいえ親代わりに守り育てた自分の経験から、養父シグロを思い供養のために祖国カンバルに行ってみることにしたバルサ。そこで待っていた過去の真実と伝えられた不名誉な嘘。
このお話も前作同様、読み始めてすぐにお話の世界に引き込まれ、すっかり魅了されました。
お話を読んでるだけなのに、私の周りにはお話の世界が見えるんです。まるで私自身がそこにいるみたいに・・・・
それほどしっかりとした世界観が書き込まれているんですよね。
それにしても、バルサって強くて(心も、体も!)イイ女ですよね。
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精霊の守り人の続編
チャグムと別れカンバルにもどるバルサ
ジグロの弔い 王の8本槍にまつわる秘話
そして、ルイシャ贈りの儀式
そこに秘められたルイシャの真実
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このシリーズ、この後どこまで続編があるのか、まだよくわかっていないのですが、
この作品、「傑作」です。
前作は、主人公・バルサの戦闘シーンの印象が強すぎて、作品の前提となっている世界観がそれほど「素晴らしい」とは感じなかったのですが、
本作に至って、実に見事な「世界観」が構築されていました。読んでいると頭の中に映像が映し出される感覚があります。
しかも、奥が深い。「薄っぺらでないファンタジー」として、大人の鑑賞に堪える作品です。お奨めです。
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舞台はカンバル。
バルサはジグロと過ごした過去を思い出しながら故郷カンバルへ。
カンバルの国の秘密が解き明かされる。
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2009.07
冤罪。無実の罪で追われる人。正直、一番いらいらするパターンだったり。でもバルサは相変わらずかっこいい。
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おもしろかった!!
続編というのはガッカリなことが多いけど、前回以上のおもしろさでした。
世界観や登場人物たちにも深みが増して、ひきこまれました。
ジグロの真実を伝えるためにカンバルに戻ったバルサ。
ジグロはバルサのために祖国を裏切る行いをした、正義を成した。
でも、このジグロに対して別の視点から批判する意見を言う者も出てきます。
両方正しい意見だと思いました。
誰の立場に立つかによって、見方は変わるし、絶対的に正しいことはないってことを漠然と感じさせられる書き方です。
すごくいいな、と思いました。
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前回とは違い、バルサの過去がメインとなった今回の物語。
何事も無く終わるはずだった旅がバルサの過去と絡み合い、計り知れない大きな陰謀が前回よりも深くバルサに関わっていくのは面白く、ワクワクしました。
前作よりも説明臭さが目立たなくなったのも個人的に良かったです。
設定が複雑になり、面白さがますますアップしたように思いました。
満足度は★★★★☆。
個人的には前作よりも今作の方が好きです。
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守り人シリーズの中で一番最初に出会って、本を読んで泣くということを初めて体験した本でした。
読んだ当時は小学生だったので、大人になった今、もう一度読み直して新しい発見をしてみたいです。
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ダークファンタジーって感じでした!おもしろかったー。キーワードは「弔い」かな。…けど雰囲気としては前作の方が好きかも。
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「守り人シリーズ」の第2弾。
今回の舞台は女用心棒バルサの故郷・カンバル王国です。最後の槍舞いのシーンは鳥肌が立ちました。
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バルサと養父の葛藤がツラいですね。
大事に思ってても苦労が続いたら「こいつさえいなければ」て絶対思いますよね。私も確実に親の介護を背負い込まないといけないのは確実なのでこういうのはよく考えます。
父はともかくとして私は母は本当に好きですが、それでもトイレやらご飯やらで走り回ってそれでもひたすら清らかな気持ちでいてれるかというともう間違いなく無理です。絶対無理。「死んでしまえ」と毎日でも思うだろうな…と今から暗澹たる気持ちになります。母で考えてもこうなんだから父なんかねえ。どうでしょうねあれ。今でも生きて動いて胴間声上げてるのとか見たらくそうとしょっちゅう思うのにな。まあそのうち自殺すると声高々に宣言してますのでどうにかするつもりなんでしょう。と思うしかありません。死ぬより何より今の現状でどうにか最善の方法をとってもらいたいものですが。
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守り人シリーズ第二作
バルサの故郷でのお話。
ジグロの汚名を注ぎ、バルサは前に進めるのか?
良かった。精霊の•••とは雰囲気が違う面白さ‼
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女用心棒のバルサは久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、生まれ故郷をあとにしたのだった。しかし、ジグロはそのため汚名を着ることになった。バルサはジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。野間児童文学賞、産経児童文化賞受賞の『精霊の守り人』の姉妹編。(「BOOK」データベースより)
バルサが故郷に戻ったことから始まる物語。
人の心の闇の深遠に、思わず想いを馳せるお話でした。
闇の守り人の正体にも涙。
世界って、うまくできているんだなぁ・・・。
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もう物語に引きこまれてほぼイッキ読みでした。悪役はずる賢く、嘘を真実のように話す男、その男とどう戦うのかバルサから目が離せなかった。
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守人シリーズ2冊目。女用心棒のバルサが故郷カンバルに帰り、養父ジグロの汚名をを晴らすとともにカンバルの危機を救う話。
人としての幸せに背を向けて生きてきたバルサが、前作でであったチャグム王子との出会いで自分の生きる道を見つめ直したこの作品は、前作よりも感情移入できた。