紙の本
なるほど毒をもって笑える
2021/02/06 16:00
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この笑いの種類は何??本当に毒を盛られたかのような笑いである。20年余の作品だが今読んでも笑えるし「あり得る」話であったりする。最後は解説でなく京極さんとの対話というのも良かった。
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ブラックユーモアの詰まった12編であった。
現実離れした設定のストーリーもあったが、それはそれとして結末がどうなるのか楽しみになる話が多かった。
特に『花婿人形』『ホームアローンじいさん』はクスッと苦笑してしまう内容。
『つぐない』は少しほろっとしてしまう内容。
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『怪笑』と来たら次は『毒笑』だろう!というわけですかさず手に取ったこの一冊。タイトルからもわかるように、『怪笑』より更にグレードアップしたブラックな笑いの数々…。比べると毒がちょっと濃い目になっていたので『怪笑』の方が軽く笑える部分では好きかも。
話のひとつひとつがいちいち濃縮ですが、そんな中で異彩を放つ『つぐない』には思わずホロリ。京極氏との対談も必読。
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怪笑小説もそうですが、東野圭吾ってすごい!と思いました。東野圭吾に初めて触れたのがこの作品。あとでいろいろ読んだら、全然違うからびっくりした。どっちの東野作品も好きです。
『マニュアル警察』はドラマ化されたかな?見てないけど、小説はおもしろかった。
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BLACKユーモア満載の短編集。
ゆっくり孫に会いたかった祖父が孫を誘拐してしまう
「誘拐天国」
生まれてから結婚式当日まで全て母の言いなり人生を送ってきた男性の困惑を描いた「花婿人形」
妻を殺してしまい自首するも、ファーストフード店状態になった警察に唖然としてしまう「マニュアル警察」
上記以外にも「もしかしたら・・・本当に起きてしまうんじゃないの?」って苦笑してしまいそうな内容の「近未来ノンフィクション」的小説だと思います。
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途中の過程も面白いのですが、最後のオチのまとめ方がさすが。ほかの作品も最後の一文が光っているし、上手い作家さんだなあとつくづく思う。
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短編集。イマイチ。
あの「白夜行」を書いた東野が、お笑いをやるというからどんなものかと見てみたら・・・うーむ。世代の差なのかなぁ。笑えはしなかった。これなら京極の素の文の方が相当笑える。
扱ってるものが古臭いというか。「マダム」とか「年寄り」とかね。あまり向いてないんじゃないかと思うけど、速断は禁物。
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巻末に、京極夏彦さんとの対談が載ってて、あぁそうなんだ、って思った。笑いに重点を置く作品は軽く見られがちだけど、それは逆なんだって。本編もとっても面白かったけど、対談の方が好きかも。
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前回読んだ「怪笑小説」より面白かった。
「笑」だけじゃなくて、普通にいいお話があったり、軽いミステリィがあったり。
どうやって話を終わらせるんだろう?って心配になるんだけど、〆はちゃんとしてるのよね。
さすが東野さん。
恩田さんと大違いだわ(笑)
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怪笑小説の方が個人的には好きな話が多かったかな。でも、「誘拐電話網」という話はおもしろかった。一番興味深かったのは、京極夏彦との対談部分。ミステリーは簡単だけど、笑いは同じオチを続けられないからツライとあったけど、ミステリーを簡単と言ってしまうところがまたスゴイ!確かに2度3度同じオチで落としてるうちは「またこれか!」って受けるけど、4度5度になってくると「おいおい〜」ってなっちゃうもんね。でも、俺にはミステリーは簡単とは言えません。。。ましてや、あんなにすごいミステリーを書く人が簡単なんていっちゃうんだから。
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怪笑小説に続く東野圭吾のショートショート。
相変わらず星新一張りの懐かしさを感じさせてくれます。特に「エンジェル」なんてショートショートそのまんまです。中学時代を思い出します。
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短編集ゎ読みやすくて移動時間用にぴったり◎おもしろい話ばっかりだけど、『つぐない』ゎなんか心あったまる感じで一番好きだった♡
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短編集。思わず苦笑してしまう内容が多いが、『つぐない』だけは五分で読めるにもかかわらず大号泣してしまった。東野さんは脳に凝っていた時期があるらしく、脳に関する話。
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個人的に怪笑小説のが良かったな。殺意取扱説明書はなるほどな部分と、ちょっとな部分が入り交じり。末尾の対談はすごく興味深く読みました。v
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「怪笑小説」よりおもしろかったです!なるほど、垢抜けたか。
考えさせられる作品が多いです。
最後の方の作品は、東野圭吾らしい作品が多かったです。
身近なテーマなのに、東野圭吾の手にかかれば、こんなにおもしろくなるのか。