実務に役立つ不動産仲介の法律知識 仲介をめぐる紛争の未然防止に！！ ３訂版 みんなのレビュー

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投稿者：ブックレビュー社　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　不動産取引にまつわる法的な紛争を未然に防止するために，不動産仲介に携わる営業マンが知っておくべき法律知識をわかりやすくまとめた実務書。本書は，昭和61年12月に行われた岡本正治弁護士の講演（「媒介契約をめぐる諸問題」）をベースにして，その後の宅地建物取引業法の改正や新しい判例などに沿って加筆・修正を行ったものである。
　不動産取引は他の商取引と異なり，複雑で難しい分野である。取り扱う物件が高額なうえ，自動車や電気製品のように規格化された商品と違い，複雑な法律関係を包含している。不動産取引にかかわる仲介業者の責任は重く，経験年数にかかわらず，不注意によって生じた損害について専門家として責任を負わなければならない立場にある。
　本書では不動産仲介にかかわる法律の基礎知識のほか，実際の判例をわかりやすくかみ砕いて解説。Q&A方式による法律相談なども設けて，実務に即した法律知識の習得を目指した。新米営業マンはもとより，ベテラン営業マンのスキルアップにも役立つ。
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