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力強い絵と、骨のあるアイヌ民話との融合で、大人も楽しめます。北海道の原野で吹く強い風に思いを馳せながら読んでください。
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アイヌの人は、自然の中に神が宿っていると信じて、自然を大事に
しながら生活をしている。この話では、風の女神ピカタカムイが
人間の村に対して風をおこすことのいたずらを思いつき、村を風で
吹き飛ばしてしまう。
その行為に対してオキクルミは、何も悪いことをしていない村人を
死においやったとして、罰を与えて諭す。
神といってもやってはいけないことをしたことに対しては罪に問う
というところがアイヌ民話として読んでみる価値があると思う。
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小さい時に好きだった1冊。アイヌ民話の絵本なんですが、描かれているアイヌの衣装が好きだった♪お話の内容は風の神・ピカタカムイという女の神様が、村里を嵐で吹き飛ばしてしまいます。でも何度やっても村は再生され苛々して何度も吹き飛ばすのですが、だんだん弱体化していく中で1軒だけキレイなままで残っている若者の家に気が付いたピカタカムイ。意地悪なのでその1軒を吹き飛ばそうとあれこれやるんですが、何度やっても微動だにせず、やがて疲れて自宅へ戻るピカタカムイ。ある日、一人の若者が訪ねてきました。若者の正体と対峙したピカタカムイの運命は如何に?なんて。
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「ピカタカムイは風の女神。ある日、刺繍をしていた手を止めてふと人間の村を見た彼女は、人間を驚かそうと風おこしの舞を舞うが…。アイヌの神が語る物語の絵本。新装版。」