- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
DNS&BIND 第2版 みんなのレビュー
- Paul Albitz (共著), Cricket Liu (共著), 高田 広章 (監訳), 小島 育夫 (監訳), 小舘 光正 (訳)
- 税込価格:5,500円(50pt)
- 出版社:オライリー・ジャパン
- 発行年月:1999.6
- 発送可能日:購入できません
専門書
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
DNSとその実装のための技術,BINDについての解説で定評ある本のBIND8対応改定版
2000/07/10 09:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮下 厚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
e-mailアドレスやドメイン名の管理を可能にしているDNSとその(UINX上での)実装のための技術であるBINDについて解説している。BIND8対応の改定で,設定ファイルとセキュリティ関連の記述が追加,変更されている。BINDのバージョンとしては,8.1.2,4.9,4.8.3に対応している。また,PerlのNet:DNSモジュールによるプログラミングも追加されている。よくまとまっており,自分でネームサーバーを運用する場合の参考書としてぜひ手元においておきたい1冊である。それ以外の場合でも,前書きで対象となる読者向けにどの章を読むべきかを書いてあるので,それを参考にして読んでみるのもいいであろう。
DNSの歴史的背景から始まり,DNSの仕組み,BINDの入手方法,インストール,DNSのMXレコード,BINDリゾルバの設定,BINDの運用,ドメインの拡張,親の仕事(子への権限委任),セキユリティ,nslookup,BINDデバッグ出力の読み方,DNSとBINDのトラブルシューティング,リゾルバおよびネームサーバー・ライブラリを使用したプログラミング,DNSとインターネット・ファイアウォール,ダイアルアップ接続,DNSとX.500の比較,DNSとWINS,BINDのステートメントなど広範囲をカバーしている。翻訳も適当で,監訳で日本に固有の場合の注や付録も付け加えられている。
本書に掲載されているプログラムサンプルは,記述されているftpサイトから入手可能である。初版から第3版までそれそれに対応している。なお,本書の前半ではBIND4,BIND8の順に設定ファイルが書いてあったのが,後半ではBIND8,BIND4の順になっていたのが気になったが,実用上は関係がない。
対象となるのは主にUnixユーザなので,Windowsユーザの場合は,Windows用のBINDを入手して運用する場合以外はBIND関連個所は役に立たないが,DNS,nslookup,ドメイン名の登録とIPアドレスの割り当ての個所は役に立つ。
(C) ブックレビュー社 2000
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |