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紙の本

異端者3人の『出版』に関する話し合い記録

2000/08/30 00:38

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投稿者:(格) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 安原は中央公論、井家上は三一書房の出身だった。その出身元での問題を徹底的にばらしている。もっとも批判しているのはほとんどの出版社。たとえば、河出書房は、藤沢周や俵万智など、自分のところで新人を発掘して新人を育ててもすぐに他社に取られる。岩波は巻数ものの出版でも始めてみて、売れ行きが悪いと途中でやめてしまうとか、広辞苑第5版は失敗だとか。。
 さらに、いくつか知らなかったことを記しておくと、
・平凡社は事典で日立と組んでいるが、もう日立中心になって、売上の5%しか取れていない。
・朝日の宮部みゆきの『理由』は奥付けの日付を一日ずらしたため、直木賞の選考対象にならなかった。結果的に次回に取れたが、とにかく、朝日はそういう事自体を知らなかった。
・中央公論の給料は50歳で700万。それはいいが、集英社の1/3だと…集英社というのはそんなに調子がいいのか。。
・中公文庫の『潤一郎ラビリンス』は近年のヒット。
・徳間の借金は1600億円。
 もっともとんでもない話ばかりではなく、常識的な話もでてくる。たとえば、
・『ある種の読者は馬鹿ではないから、こちらが真剣に、しかし遊び心は失わず、編集者の熱気を送り続ければ、必ずや通じるもんだぜ』
・『いいものがでているのに売れないのではなく、ロクでもない本ばかりでているから売れない』
 なお、永江の発言で、『ソフトウェア開発とかシステム開発とかコンサルティング業務っていうのがそれに近いわけですよね。物は作らずにアイデアを売る』というのがあるが、ご冗談を…ソフト開発とコンサルをいっしょにしてはいけない。だいたい、『開発』がどうして物を作らないのか。単純なミスだとは思うが。。
 まあ、とにかく、いい本をたくさん作ってほしい、と思ったが、もう、皆(永江はまだ現役か)編集はやっていないか。

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2005/12/12 01:06

投稿元:ブクログ

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