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紙の本
ケーススタディーやパソコンを使った分析手法が充実した,損益分岐点分析の参考書
2000/10/13 00:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
企業の行動とは,突き詰めれば「儲かるか儲からないか」の2つしかない。それにもかかわらず,すでにある組織や顧客を維持することにこだわるあまり,撤退のタイミングを逸したり,新たに経営資源を投入すべき分野に出遅れることがしばしばある。
厳しい経営環境が続く中,本書で取りあげた「損益分岐点」に基づく経営分析の重要性が増している。そもそも損益分岐点分析の手法自体は,今世紀の初頭に欧米で使われだしたものであり,必ずしも新しい概念ではない。しかし,その後約100年を経て,損益分岐点を見つけだす方法や考え方は,高度化している。その基本的なものは本書に網羅されており,事業の形態や取り扱う商品に合わせて最適な計算方法を修得することができるだろう。
概念や手法の紹介にとどまらないのも本書の特徴だ。利益の金額や利益率,人員計画などさまざまな目標を設定し,損益分岐点分析の考え方でその最適解を求めるというケーススタディーが充実している。パソコンを使った損益分岐点分析も,本書を読むだけで概略は理解できる。
(C) ブックレビュー社 2000
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