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結構、短編好きなんですよ。隙間の時間に読み進めるから。ダブリンの人たちの、何気ない日常におこる何気ない事件。そんな事件をきっかけに、何かに気づいたり、成長したりする過程を描くジョイスの力量に感嘆。
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学生だった当時は原文の方を訳すので
精一杯だったけれど、今でもおぼろげながら
この作品から滲む
街の寂寥感を時折思い出す。
きっとこんな寒い季節に丁度いいと思う。
もう一度読んでみたい一冊。
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ジョイスの小説は本文と同じくらい解説が肝だと信じているのだが、
この単行本は本文の下部に解説スペースがあって便利だった。
解説自体も丁寧。本文も自然な翻訳。
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正確には読み終わってないんだけど。最後の「死者たち」だけ読んでない。その前に疲れてしまった。「痛ましい事故」が個人的に良かったなぁと思ってたらジョイス的には最悪だったらしく笑える。まぁ評価なんてそんなもんよね。注釈の多さがありがたい反面進まないからうざったくも感じる。後の方は飛ばしてたけど。的を得ない話がいくつかあり、体力と気力がないと読み進めるのは正直しんどい。
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リアリズム文学で有名なジョイス ほんとに日常 ずっと日常 でもその中にある細かい心の動きとか感情とかそういうのに触れることはできる 何個か論書いたけど、日々の読書として読むとナニコレって感じなんだと思われる