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トゥインクル みんなのレビュー
- 長崎 夏海 (作), 杉田 比呂美 (絵)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:小峰書店
- 発行年月:1999.6
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紙の本
「キラキラ」輝く六つの短編
2002/04/26 11:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木 春重 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「夏の鼓動」で長崎夏海さんを知った。でも、正直なところ、作品の世界に入ってはいけなかった。作品がつまらなかった、というのではなく、自分との接点を見つけることができなかったからだ。学生時代、“不良”が大嫌いだったし、「春」のごとくゆるゆると鈍感に過ごしてしまった身には、「夏」はあまりにもあつくて眩しすぎた。
でも、心の底ではひっかかり続けていたのだと思う。書店で、本書「トィンクル」を見つけた時、私は、迷わず手に取りレジに向かっていた。
良かった。六つの短編のどれもが、タイトル通り「キラキラ」輝いていた。 どの作品も、いろんな状況の子どもたちをベタベタとこねくりまわしたりせず、さらりと書いている。光のあたる角度によってガラスのかけらがひかる一瞬があるように、子どもたちの見せる一瞬の「表情」を乾いた、それでいて印象的な文章で描いている。その、どの「表情」も愛しい。私の立っているこの地上の延長には、こんな風なことを思って、こんな表情をみせる少年少女たちがいるんだなあ…と、遠い空を見上げぼんやりと考えてしまう。
「私って、なんてカラッポなんだろう」と泣きたくなった時、この本を手に取る。そうして、ゆっくりと読み進めていくうちに、ちょっとだけ元気になっている。
紙の本
短編集
2018/05/20 17:51
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年少女の短編集。
6つの話が収録されています。
けして明るい物語といえないですが、さらりと書かれてイテ読みやすいです。かと言って暗いというわけでもないのですが。とある子達の日常、ですね。
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