- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
読んだ後の満足感は大きかった
2002/07/31 18:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イルカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
名門進学校での厳しい競争に疲れた木崎渉は救いを求めていた。予備校の帰り道、渉は衝動的にテレクラに電話し、高校教師・真下貴広と出会う。渉を、優しくうけとめてくれた貴広。渉は、男らしい外見に似合わずどこか純粋培養されたような弱さを持つ貴広を守りたいと願い、彼のために、高校を卒業するまでは会わないことを決意する。そんな渉に貴広がくれた携帯…。電話ごしの声だけにつながれた、一途ではかない恋が始まる。
精神的にめいる。木原音瀬さん的な雰囲気のある本。最後はハッピーエンド…とは言えないかもしれないが、「良かったね」と微笑む事が出来る作品。
紙の本
ふたりをつなぐのは携帯電話のみ
2002/04/20 19:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちゅこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これ、表紙が凄い、いいんですよ。ちょっと長野まゆみをイメージしちゃうような、そんな儚くも幻想的な表紙。そして、このストーリー自体も儚くって、せつないんです。
名門進学校での競争に疲れ果てた渉は、衝動的にテレクラに電話し、高校教師・真下貴広と出会います。ただめちゃくちゃにされたかった渉を、貴広は優しくうけとめてあげます。しかし、その後ふたりは社会的な目を気にするあまり、高校を卒業するまでは会わないことを決意します。ふたりの恋は、携帯電話を通じて育まれていきます。
この電話がいいんですよ。せつなくって、でも愛情を感じられて。人を好きになるとこういう苦しい気持ちになるよなあ、とボーイズというフィルターを通さなくても共感できる感じ。
また、一見、渉は貴広に支えられているように見えますが、じつは貴広のほうが、渉に依存してるんです。そのへんの関係性にぐっときましたね。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |