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フランス人がいかに自己中心的か、
フランスの食文化とワインをことのほか誇っているかが
よくわかっておもしろい。
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・フランス人は礼儀やマナーにうるさいくせに、
平気で仕事や約束、面接などに遅れる。フランス人にとっては、
十五分遅れるくらいは許容範囲なのだ。したがって彼らから見れば、
いつも時間を守っていることになる。(p80)
■「○○人のまっかなホント」シリーズは、
その国に長期間滞在した人なら、
きっと笑える一冊です。
ちょっと日本の本にはない
その国の特徴をとらえたシニカルなジョークが笑えます。
・フランスの子どもは完璧に天使のような顔をしており、
完璧に小悪魔のように振る舞う。(p27)
■シリーズは絶版のようですが、
自分が行った国の分はだいたい購入しています。
海外旅行が好きな方なら
一冊くらいは試して判断してみてください。
ランスの金持ちは富をひけらかすようなことはしない。
彼らは黒っぽい地味な服を着て黒っぽい地味な車に乗り、
暗い家に住んで、濃い赤ワインを好み、暗がりで待ち合わせている(p22)
・彼らは運転が下手なだけでなく、狂ったように運転する
ものだからたまらない。・・・もたもたしている人、速く
歩けない人は、一生道の反対側に行こうとしないほうがいい。(p31)
・フランス人にとって、いいレストランでの食事や
料理上手な人によるもてなしは、
宗教に近い儀式であり、心を清められる体験である(p58)
「フランス人のまっかなホント」ニック・ヤップ ミシェル・シレット
マクミランランゲージハウス
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ポーランドの次にフランス。その誇り溢れる感じや自信に漲ってるのが清々しくてポーランド編とは違って小一時間で読めた。常いかなる時も格好よく。形式は好きだけど規則は嫌い。議論ならお任せあれ。職場で毎朝握手だけで30分かけるのは友だちにも聞いていたので本当なんだ(笑)
私たちからすれば、どれだけ自分勝手!と思ってしまっても結局エレガントだから憧れずにはいられない存在、それがフランス人。
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思わず笑えるお国気質の暴露本[まっかなホント]シリーズ、フランス人編。
The Xenophobe's Guide to the French
ずーっと前に買ったんだけど、最近ブーム(?)の説明書本にちょっと通じるところがある気がして再読。
●フランス人は人前で恥ずかしいなどという感情をもたない。
●フランス人は自分たちが世界で唯一、教養ある国民だと思っている。
●フランス人の中には所かまわず立ち小便をする人がいる。
●フランス人は自分の知性を披露するために努力を惜しまない。
●フランス人は言葉のユーモアに加えて、口に出さないおかしさにも敏感だ。
●交通整理をする警官の身のこなしはモダンバレエを彷彿とさせる。
●悪態をつかせたらフランス人の右に出る者はいない。
●フランス人は何かにつけてスノッブである。
●フランス人は官能的で、恋愛には異常な情熱を注ぐ。
●フランス人は遅刻の常習犯。そのくせ公共の交通機関には時間厳守を求める。
ウィットに富んでて面白いんだけど、翻訳本だから、ちょっと表現がわかりにくい部分も…。
シリーズ全部揃えたかったんだけど、既に絶版らしい。
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まっかなホントシリーズ第2巻「フランス人」です。
フランス人の生態が調査され、詳細に記されています。
世界で一番に教養あるのは自分たちであるという信念を、生まれる前から死んだ後も貫くフランス人。
教養ある彼らは自分で考え議論するため、法律のようなくだらないルールに左右されません。
経済や法律よりも、教養と文化を重んじるフランス人から学ぶことは多そうですが、外国人が追いつくことはないでしょう。
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1990年ごろの古い本だが、当時からフランス人(フランス国籍の人ではなく、いわゆるフランス白人)の人たちの気質はあまり変わっていないのだなと感じた。他国への揺るがない優越感、文化的リーダーであるとの自信、アジア、中央アジアや東ヨーロッパに由来する人種への差別、ある意味で安定していて安心できる内容であった。あまり先入観を持って、人と接するのはよくないとは思うが、一方である程度の「覚悟」はしておきたいもの。フランス人と付き合う必要がある日本人には参考になるように感じた。(少なくとも自分にとっては非常に参考になった)