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紙の本
心惹かれるタイトルです
2001/12/17 11:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:茶羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずはタイトルに惹かれます。作者もタイトルには拘っていたらしいのですが、まさに大正解です。
いろんなエッセイが載っています。本当に盛りだくさんです。例えば『サイパン島』や『ヨロン島』のエッセイでは旅行ガイドに載っていないサイパンやヨロンが独特の語り口で綴られています。行ってみたくなります。
この方、巧みに読者の気持ちを引きつけます。つまりそれだけ読み手が「アレッ」「そうだそうだ」と感情移入したい風景や出来事をエッセイという表現方法で綴っているのです。
ちょっと賢くなったかな? 自分自身、そう感じることができるエッセイです。是非ご一読をお勧めします。
紙の本
女のおじさんと、男のおばさん
2001/03/15 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桐矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝日新聞の家庭面に連載していたエッセイ。
さざえさんの時代から、会社帰りにビールを一杯、くだをまいて政治の話をぶつのは、オヤジと決まっている。寄り道カフェテリアではない。あくまでビアホール。
巻末の重松清との対談が面白い。おとこのオバサンの代表、重松と、おんなのオヤジ篠田節子が対照的だ。オバサンの価値観を一言でいうと、「家内安全」。さてオヤジはというと、「大義という幻想」。芸術でも仕事でも我が社の利益でも、大義のために自分を犠牲にすることをいとわない価値観。なるほどなあ…とうなずかされる。
なかでも、そうそうと思わされたのが、異世界の異なる感性の人とお茶を飲もう(ビールでもいいが)という薦め。同性、同年代からなるメンバーで構成されるグループには、理性を麻痺させる心地よさがある。その心地よさは、横並びの無言の圧力となり、あやしいマルチ商法や、いんちきにみんなでひっかかってしまったりする。そこで、「おかしいよ、それ」そう言ってくれる異質な感性を持つ友人がいたら、どんなに心強いことか。性別職業性格を超えて、茶飲み友達を作ろう!
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