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私の大好きなエジプトが舞台の物語。
読んでいて、ますますエジプトにハマっていく本。
コレもまた、寝ずに読んでしまう一冊デス。
何しろコレを読んだ後スグにエジプトへ行ったので、舞台となる神殿や ラムセス2世のミイラなど 実際に目で見たものと この物語がダブり、フシギな感じでした。
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若きラムセスが立派に大きくなっていく過程のお話。現代に置き換えてストーリーを想像したくなる、そんなストーリーです。
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この巻もラムセスの成長物語が中心です。とうとうファラオとなったラムセスが、様々な困難を乗り越えていくのです。そのラムセスを支える、妻ネフェルタリや母親トーヤ、昔からの友人たち…。脇役も細かに描かれていて、読み応え抜群です。
若きファラオ、ラムセスの行動や考えなどにドキドキ、ワクワクさせられながら読み進められますよ!
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父であり、エジプトのファラオであるセティがなくなり、23歳で王位となることになったラムセス2世。
第一王妃となったネフェルタリ、母である太后トーヤと共にエジプトを守っていく。
ラムセスを失脚を願ってやまない兄のシェナル、欲にまみれていく数々の人間たち、エジプトに侵略しようとする国々など、数々の妨害を受けながらもファラオとして歩みだす姿は、なんともカッコイイ。
まずは、新しい首都を作り始めるんだけど。
ラムセスが心の底から信頼している友人の中の1人モーゼは、その街の建設にありったけの力を注いでいくんだど、彼もまた、魔術師オフィールによって心を惑わされていくんだよねえ。
何しろね、ラムセスがカッコイイんですわ(笑)
再読とはいえ、アタシの最大の特徴は、すぐに忘れる事。
なんとなーく覚えているけれど、この人、、、本当に敵だったっけ?いや、そうじゃなかったような。でもなあ、悪だよなあ。。。
などと、結局は、初めて読むかのごとく楽しんでおりまする。うへへ。
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登場人物に深みが増した2巻。
あー。これは面白いわ。
それぞれに思惑があり、主人公にとって都合のよい人物ばかりではない。悪意がないのに結果的に主人公にとっての悪いことになるとか、その辺の展開が面白い。
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(2000.12.13読了)(2000.10.14購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
亡き父セティ王の喪は明け、ついにラムセスに即位の時が来た。だが、亡き王の遺志を継いだ若きファラオの周囲では裏切りと陰謀がいまなお渦巻いていた。ラムセスの失脚を謀り、権力の座を虎視耽々と狙う兄シェナル。密かに忍び寄る強国ヒッタイトの怪しい影。さらに、謎の魔術師オフィールの宿望。そして、ヘブライ人の宿命に悩むラムセスの朋友モーゼの危機…。豊穣の地エジプトを我がものにせんと、闇に蠢く権謀術数が火花を散らす中、若き血をたぎらせた「光の息子」ラムセス王の治世がいよいよ幕を開ける…。全世界が興奮した『太陽の王ラムセス』待望のシリーズ第二巻。
☆関連図書(既読)
「太陽の王 ラムセス(1)」クリスチャン・ジャック著・山田浩之訳、角川文庫、1999.09.25
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前巻引き続き。なかなか面白い。王としての人事権を駆使して、利権癒着と贈収賄が横行していた旧来の閣僚相手に大鉈を振るラムセス。どこまでが歴史記録に基づいているかわからないが、やはり政権交代にはいつの時代もこういうことが付き物なんだろうと思う。ラストの切り方もなかなか良い。続きが楽しみである。
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ラムセス…幸運に恵まれてはいるが、ずっとシェナルとか、アーシャとか獅子身中の虫がいる状況が続くのは精神衛生上良くないなあ。神殿を建てることで、カーというオーラ?が増え、目に見えない守りの力が増すという考えは面白い。
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ラムセスがファラオになってからの2〜3年ぐらいの話。
相変わらず陰謀やいやがらせがはびこり、政情もいまいち安定しない中で、ラムセスは自分が正しいと思う道を突き進んでいく。
一方、学友のモーゼの心に大きな変化がやってきて、それがいわゆる出エジプトにつながっていく様子。
物語としては大きな進展はなし。中弛み感はある。
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2015年1月30日(金)公開の映画「エクソダス:神と王」を見ました。
クリスチャン・ベールがモーゼ役を、ジョエル・エドガートンがラムセス役を演じる。
監督はリドリー・スコット。
もう一度。この本を読みたくなった。
内容 :
王子ラムセスがついに即位する時が来た。
だが、執拗に王位を狙う兄、異国の魔術師、強国ヒッタイトなど数々の魔の手がラムセスに忍びよる。
そして運命に翻弄されていく親友モーゼ。
古代エジプトを描く大ロマン、第2巻。
著者 : クリスチャン ジャック
フランスのベストセラー作家。エッセイスト、エジプト学者。
ソルボンヌ大学で、エジプト学の研究において学位を取得。
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学生時代に妹からすすめられて夢中になった一冊です。
古代エジプトの壮大な物語。
説明
内容(「BOOK」データベースより)
亡き父セティ王の喪は明け、ついにラムセスに即位の時が来た。だが、亡き王の遺志を継いだ若きファラオの周囲では裏切りと陰謀がいまなお渦巻いていた。ラムセスの失脚を謀り、権力の座を虎視耽々と狙う兄シェナル。密かに忍び寄る強国ヒッタイトの怪しい影。さらに、謎の魔術師オフィールの宿望。そして、ヘブライ人の宿命に悩むラムセスの朋友モーゼの危機…。豊穣の地エジプトを我がものにせんと、闇に蠢く権謀術数が火花を散らす中、若き血をたぎらせた「光の息子」ラムセス王の治世がいよいよ幕を開ける…。全世界が興奮した『太陽の王ラムセス』待望のシリーズ第二巻。
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「私の家は裕福なほうです。ですが、満足するということはありません。私のように始終旅をしている者は、別荘をいくつも持っているとひじょうに嬉しいものです。気分に応じてあるときは北に、あるときは南というふうにいくつか落ちつける場所がほしいですね。ナイル・デルタに三つ、メンフィスに二つ、中部に二つ、テーベ周辺に二つ、アスワンに一つ、これぐらいはないとエジプト各地をまわって楽しむこともできません」(p.85)
「父上から教わったのだ。人を判断するには本能で見分けよ、とな。間違えるようであれば、私もそれまでの人間ということだ。国を治めるには忠誠をもって仕えてくれる者が何人も必要なのだ。」(p.109)
「いかなる人間もファラオの本質を含むほどの器の広さを持ってはおりません。陛下の本質は寛大、熱意、力です。陛下はこの三つを武器にそのお心のすべてとなった地位におなりです」(p.137)
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ファラオとなってのラムセスの成長っぷり、立ち居振る舞い、勢いもあってとても魅力的。
反面、シェナルとかアーシャとか…ラムセスを陥れようとする企みが醜いね。
ここからカデシュの戦いにはいっていくの、ワクワクする!