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こどもの権利を買わないで プンとミーチャのものがたり みんなのレビュー
- 大久保 真紀 (文), 横田 洋三 (監修), 森野 さかな (絵), スネル博子 (英訳)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:自由国民社
- 発行年月:2000.1
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絵本
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紙の本
子供にも大人にも…そして世界中の人に読んでほしい絵本
2000/12/10 12:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
価格破壊、激安…私たちの周りには昔では考えられないほどの値段で売られている品物があります。
人件費の安い海外で作られているから…と安易に思っていましたが、もしかしたら、学校すら行かせてもらえず、強制労働を強いられている子供たちが作ったものかもしれません。
この絵本を読んで 胸が締め付けられる思いがしました。
12歳のプン。お母さんが亡くなってから母親代わりに小さな弟・妹たちの面倒、家事をしています。
お金はないけれど、穏やかに暮らしていたある日、男の人が黒い箱(TV)を持ってきました。
今まで見たこともないTV、一度TVを観たら、その魅力に惹かれてしまいます。
2年間外国で子守りをすれば、そのTVは買える…その口車に乗せられ、プンは弟たちの為に外国へ行きます。しかし、そこで待っていたものは、強制労働と売春です。
子守りなんて まるっきりの嘘です。外国へ行けばお金持ちになれる話なんてどこにもありません。
休む暇なく働かされ、乱暴を受け、プンの心も身体もぼろぼろです。わずか12歳。これから沢山、希望や夢があるはずなのに…。
そして、12歳の少女を身体を買う大人も許せません。
この絵本は、実話です。世界中からこの悲しい被害者をなくすためにも、子供たちではなく、大人にも是非読んで欲しい絵本です。
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