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紙の本
介護を受ける側からの視点
2001/12/07 23:20
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投稿者:白夜 斎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
介護保険法の施行後、介護に関する本はたくさん出ている。この本もその中の一冊である。
筆者は大学の研究者ではない。医者でもない。政治家でも役人でもない。介護ビジネスの経営者であり、進行性筋ジストロフィーという病気で首から下が動かなくなってしまった、介護を受ける側の人間である。
それゆえに、この本の見所は介護保険の制度ではない。介護される側から見た、介護の問題点の指摘の数々である。
特別養護老人ホームの実態。医療費をいたずらに増大させる延命治療。老人のサロンと化している病院。患者不在の医療。本当に介護が必要な人は自宅にいるという矛盾。
筆者は自らの体験と見聞をもとに、これらの問題を指摘していきながら、来るべき超高齢化社会に向けて、いかに老後を「グッド・タイム」にするかという展望を示している。
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