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みんなのレビュー939件

みんなの評価4.3

評価内訳

939 件中 31 件~ 45 件を表示

紙の本

推理小説ではあじわえない壮大な謎解き物語

2005/01/18 22:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

月で死体が発見された。それも五万年以上前の死体だ。
チャーリーと名付けられたこの死体は、一体何者でしょう。

こんなことから始まるこの物語は、とにかくスケールがでかい。
いきなりでてくる五万年という時の単位も想像しきれないないものだし、チャーリ
ーの謎を解明するために集まった学者達も生物学、言語学、物理学などの人類
最高の頭脳を持った人間ばかりだ。
それから何といっても謎自体がすばらしくスケールが大きい。
チャーリーについて調べているうちに謎が謎を呼び、矛盾が矛盾を生み、どんどん
謎は大きくなっていくのだ。
ストーリー自体は単純明快なのだが、この謎解きの過程がたまらなくワクワクする。
SFファンだけでなく推理ファンも絶対楽しめる一冊だ。

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紙の本

タイトルが絶妙

2002/04/07 13:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 葵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もしも月面で宇宙服をまとった死体が発見されたら、その正体はなんと5万年前に死亡した、現在の人類と酷似した生物だったと判明したら、どう感じますか?

 近未来、月面で真紅の宇宙服をまとった死体が発見されることから物語が始まります。綿密な調査の結果その死体は5万年前に死亡しているということが判明。また、木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船が発見されるという「事件」も起こり、地球の科学者たちがその謎を解いていく物語。

 「センス・オブ・ワンダー」ってこういうことなのか、と思わせるさまざまな謎・その答え・そして新たな出会い。

 月面の死体(チャーリーと名づけられる)の謎をひたすら解明していくだけのお話なのだが、それがとても新鮮で面白い。新しい世界の話を読んでいく、子供の頃のわくわくする気分に似た面白さがあります。物理学や生物学など難しい理論も書かれているが、それも読みこなせてしまう面白さ(ただしわたしは難しい理論の部分はすっとばした。なので読むところは半分程度に縮まった(^^;)。「SF」って「サイエンス・フィクション」の略だったんだなあと改めて実感。

 そういえば木星で発見された宇宙船の謎は…? と思ったあなたはホーガンの罠にはまってます。間違いなく。

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紙の本

本格ミステリなハードSFの大傑作

2002/03/01 02:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 長編。三部作の初頭を飾る第一弾。
 
 のちにハードSFの代表的な作家となる、ホーガンの代表作となっただけでなく、七〇年代の終わりにサイエンス・フィクションとしてのSFが復活する契機ともなった、重要な作品として評価されている。作家の小野不由美氏が、「謎は大きければ大きいほど良いに決まっている」という、的確にして、さらには作品への興味を惹かせずにはいられない、素晴らしいコピーで、本書を推薦していることも知られている。
 
 
 月面では通常、認められないような洞窟の奥から、一体の死体が発見される。チャーリーと名付けられた彼は、深紅の宇宙服をまとった人間であったが、どの組織にも所属していなかった。彼の遺体は調査され、驚くべき事実を生者に告げることになる。彼は五万年前に死亡した、別の世界の人間だった。
 
 主人公の原子物理学者ヴィクター・ハントは、軍部の最高責任者から遺体の調査を依頼される。一体の物言わぬ死体でしかないはずのチャーリーは、大きな謎をハントたちに投げ掛け、その謎は木星で発見された未知の大型宇宙船によって拡大する。
 
 
 一つの死体から、大きな謎を論理的に、科学的に解いていくという、素晴らしい出来の謎解き小説。ハントの独創的なアイデアを基本とした推理は、古今の名探偵たちと比べても遜色ない。あとがきによると、出版された当時には、EQにも書評が載せられたとのこと。謎解き小説としての評価が高かったことを示している。
 
 扱っている謎の大きさからすれば、ハントは、人類一の偉大な名探偵であるのかもしれない。他の名探偵たちが、彼ら一流の論理や衒学的な発言によって、自らの推理とその結果に説得力を持たせていると考えれば、ハントの説得力は科学的であり、非常にリアルであると感じられるもの。この作品が、サイエンス・フィクションである所以が、探偵役であるハントの推理が持つ、リアルな説得力に存在している。
 
 最初の数行が素晴らしく、最後の一ページにいたっては、やられたとしか思えない。あんまりにも心が動かされてしまって、しばらくの間、最後に登場するキャラクターに文句を言いたくてしかたがない気分だった(本を読めばわかるはるず)。中盤から後半にかけての、科学的なアプローチによる情報の収拾と、ハントの推理による明快な答えは、快感の一言に尽きる。
  
 一つの不可解な死体から、大いなる謎を解いていく、傑作。

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1980/05/23 00:00

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2004/09/27 17:13

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2004/10/24 17:39

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2004/11/17 20:46

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2004/11/27 01:57

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2004/12/11 02:27

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2005/02/01 17:08

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2005/02/04 00:56

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2005/05/20 22:55

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2005/08/15 18:06

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2006/01/05 03:04

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2006/02/22 10:55

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