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SF黎明期で、そしてアメリカという国がまだ若かったときの話らしいSF。
宇宙を愛する少年のために、そしてかつて少年だった人のために。
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灯台の霧笛の音を仲間の声だと勘違いして深海から訪れる謎の古代生物を描いた短編「霧笛」が、あまりにも哀しくも美しい。。。
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幻想と抒情のSF詩人レイ・ブラッドベリの不可思議な呪縛の力によって、読者は三次元の世界では見えぬものを見ることができ、触れられぬものに触れることができる。あるときは読者を太古の昔に誘い、またあるときは突如として未来の極限にまで運んでいく。驚嘆に価する非凡な腕をみせる作者自選の十六編を収める珠玉の短編集。
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浅い頭では一部理解出来なかった所あり。灯台とか。しかし宇宙、あるいは惑星、などそれらに関連したものが出てきて、惹かれます。
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古きよき時代が夢見た遠い未来――でも、
人の心、大切な誰かや大好きなものを想う気持ちは不変だと思いたい。
この本は中学3年の冬に『スは宇宙(スペース)のス』と一緒に買った。
どこの書店だったか、そのとき誰と一緒にいたのか、今でも覚えている
……と言いつつ、実は度重なる引っ越しの途中で手放してしまったので(笑)
そのうち新版を購入して読み直したい。
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粒ぞろいの作品集ですが、ここでは特別に印象に残った対照的な二作を取り上げてみましょう。 『長雨』金星に不時着した一行が殺人的な降雨で狂気に陥り自滅していく。果たして安全地帯「太陽ドーム」に辿り着けるのか。 『霜と炎』水星を灼く太陽光線で八日に縮んだ寿命を伸ばすべく遮蔽物を奪い合う人々。少年は脱出の希望となる宇宙船に辿り着けるのか。 どちらも極限状況の人間と自然との闘いを描き出している。他にも「霧笛」「亡命した人々」など作者が数多くの短篇集から自薦しただけあって他の短篇集ならトップ級の作品が目白押し。火星年代記の次に読むならコレだ!
より詳しいレビューはこちら
http://bonbyakuan.blogspot.jp/2014/01/blog-post.html
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何作か読んで、飽きて読むのをやめてしまった。
そこから、レイ・ブラッドベリ、特に短編集が、自分には合わないのかなあ、とも思った。本作の序盤に関して言えば、収録されている作品は、どれもなんとなく読み味が似ていて、その癖短編という都合上、一本読み終えたらまた新しい世界を掴み取ろうとする努力を強いられる。
それゆえ、集中が中々続かず、ある程度土台を継続し、興味を持ち続けられる、長編/連作短編の方が、好きなのかも知れない、と感じた。
序盤の作品、とりわけ表題作に関して言えば、景観を描写することによってSF的な世界を見せてくれるのではなく、なんとなく、未来っぽい単語を並べることで、SFのエッセンスを醸し出した作品であるように思った。
その傾向はなんとなく全体に共通していて、あとは気取った言い回しと、宇宙への憧れみたいなものが、通底するトーンであると感じた。
重鎮に対して、あんまりな感想かも知れないけど。