投稿元:
レビューを見る
まさしく白夜の弱い明りに相応しい恋物語。ああ、ドストエフスキーってロマンチストだったんだなと。これを片手に、ペテルブルグを歩きたい。
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーってこういう恋の話も書いてるんだなあ。恋愛経験のない男が貴族風の女性に恋をして、一度は向こうにも思いが通じるのに‥はかない恋だなあ
投稿元:
レビューを見る
がーーーーーーん。。
まぁでも大体女っていうのはそういうもんですよ実際。
ちょっとぷーーーんってなってるときにちょうど良くちょうどいい人がやってきたら、そっちにぷーーーんって行っちゃうんだよ。
全員じゃないと思うけど。。
ちょっとカフカみたいだとも思った。
ロシア文学ってこういうものなのかな?
投稿元:
レビューを見る
最後の最後の展開が全て。まぁ、短編ですしねぇ。
女って怖いなって言う話です。実際そんなもんですよ。女なんて…(遠くを見ながら)
投稿元:
レビューを見る
初恋の時の苦しくも熱い気持ちが甦ってきました。
初恋というのは、成就しないからこそいつまでも胸の中で美しい思い出になるのでしょう。
主人公の若者に、共感。
オイラも女性を知るまで空想癖がありましたよ。
あ、いや今もか!
好きな女の子との逢瀬の度に一喜一憂していた若かりしあの頃。
あんな風にもう一度女性に恋することなんてあるのだろうか??
前回、大作カラマーゾフを読んだ時のような、辛さは皆無。
非常に読みやすい中編。
ドストエフスキー作品群の中でも埋もれているであろう爽やかでほろ苦い一編。
入門編としてもよいのでは?
投稿元:
レビューを見る
借本。
哀しい話です。
著者は固いイメージがあったので、目から鱗。
ドストエフスキー初心者はこの本からはじめるのが良いかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
すっと前に読んだので…。
せりふとかが素敵です。独特の言い回し。
切ない物語。
読みやすいですよ。
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーの中で一番好きかも。
ドストエフスキーの人間の根底の気持ちを書いたラブストーリーがとても印象的。
投稿元:
レビューを見る
超情熱的な一瞬の恋の物語。ドストエフスキーってかロシア文学自体が初めてに等しい感じだったんですけどすごい不思議な感じだった。「ああ!」とか「おお!」とかロシア人はこんなに感嘆詞を使うのか…!笑
お話自体は短くて読みやすかったです。
投稿元:
レビューを見る
ロマンティックです。 恋人からの便りがなく悲しむナースチェンカに恋をした主人公。彼はドストエフスキーが好んで描く純真な心優しき人で、私はその優しさに恋をしてしまった…
投稿元:
レビューを見る
私みたいな妄想家が弄ばれる。。。
ロマンティックが止まらない〜♪
しかし女性はずるいよな〜。
可愛かったら何でも許されるんですから。
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーの【白夜】を読んだ。
実をいうとこれが初ドストエフスキーである。つくづく「名作」と呼ばれる部類の作品を読んでいないな
と実感した次第だ。ドストエフスキー然り、へミングウェイ然り。
これを機に海外の著名で大御所と呼ばれる作品にも目を向けてみようと思った。
さて、【白夜】である。
これは【罪と罰】や【カラマーゾフ兄弟】といった超大作が有名なドストエフスキーの短編小説だ。
訳者あとがきによると、この【白夜】はよほどの愛好家でないと目を通すことのない作品なのだという。
ドストエフスキー初体験にして、いきなりコアな作品を読んでしまったようだ。やはり大道の【罪と罰】
からいくべきだったか。
【罪と罰】は近いうちに必ず読むこととして、読んだからにはこの【白夜】について書きたいと思う。
ペテンブルグに住む貧しいインテリ青年のはかない恋物語。青年は日々の大半を孤独と空想の中で過ごし
ている。いわゆる妄想族である。そんな彼がある夜、ひとりの少女と出会う。とある事情を抱えた少女も
また妄想族なのであるが、そんなふたりが奇妙な恋愛関係に陥る。だが、空想と現実が入り乱れる恋物語
も最終的には厳しい現実に打ち砕かれていくことになる。
はじめは、主人公の行動や少女との会話、恋愛における心理状況などに「なんて幼稚な恋愛なんだ!中学
生レベルではないか!」と笑ってしまった。
途中から「まてよ。ドストエフスキーのこの時代(1848年)のロシアでは、こういう恋愛感情をもつ
ことが当たり前の時代だったのかもしれないな」と思い、最後には「そうか、これは空想家の青年の物語
だ。恋愛と縁のない生活を送ってきた若者がもつだろう心情ということではまさにその通りではないか」
と感心してしまった。
本文中で青年が「二十六歳にもなっていままで女性というものに触ったことすらない」と断言するシーン
がある。つまり、言葉は悪いが、これは妄想癖の激しい二十六歳の童貞男の恋なのだ。
なるほどそういう設定を考えてみるとこれは、なんとも理にかなった内容である。
恋に恋焦がれる。そんな歌があったがまさにその世界だ。人はこれを「ロマンチズム」と呼ぶ。理想の汚
れなき恋愛。叶わぬ初恋に傷心する。誰もが経験するであろう「ロマンチズム」の青春時代だ。
ドストエフスキーはこの「ロマンチズム」を空想家の男女という更に深い設定で描ききった。
純真であるからこその恋愛模様なのだ。いまの時代なら「アキバ系」などという言葉で簡単に片付けられ
てしまうかもしれない。しかし、ドストエフスキーの手にかかればそれは「ロマンチズム」以外のなにも
のでもない。誰にだってそんな時代があったはずだ。簡単に一笑する訳にはいかないのである。
最後にひとつだけ言わせてもらえるならこういった海外作品の多くに思えることは「訳者の文章力は、い
い意��でも悪い意味でも本当に重要であるな」と感じた。
直訳に近い(原文を読めるわけではないから偉そうなことは言えないけど)と、それはやはりなんとなく
読みにくいものである。
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーが大好きになった。やはり文豪というのはユーモアのセンスも抜群ですね!始まりから第二夜までがとても好きです。小説でゲラゲラ笑うなんて、未だかつてあっただろうか?ストーリーというよりも、ディテールが素晴らしい。
投稿元:
レビューを見る
購入済み
なぜ読もうと思って購入したのかすら忘れてしまったくらい以前から放置していた物を発掘。
気になって読んでしまいました。
ロシア人の認識を間違っていたわたくし。
ロシアはラテンだからと音楽でいわれ、この本を読んでとても納得しました。
中間部の男女二人のやり取りはフランス小説を読んでいるかのようでした。
友人を持たず空想の中に遊ぶ男性と
祖母にピンでつながれた17歳の少女。
その二人の5日間の物語。
ロマンティックでそれでいて現実的。
いろんな意味でおもしろかったです。
Белые ночи by Фёдор Михайлович Достоевский
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーの恋愛短編。
何故か角川から唯一出ているドストエフスキーの文庫。
ドストの作品にしては感傷的。
なので思想みたいなものは薄い。
よって長編に慣れてしまっていると読後感も薄いかも?
まあこういう女・・・というか恋愛はよくありがち。
「白痴」のキリスト的主人公は二兎を追ったけれども、この物語のヒロインは・・・。
しかも選択に迷いがなかったというのがね(笑)。
聖女なんていないのは分かっているけどさ。
それから主人公の立ち位置みたいなのも何だかぼやけていて。
空想癖を持つ割には意外と実践的なことをやっているし、あまり期待もしていなかったのでは・・・と思いたい。
あまりそういうのが強いとそれこそ最後は白痴になるというオチになりえただろうし。
あと個人的には何故フィアンセがなかなか姿を現さなかったのかという理由が欲しかったかな。
長編の箸休めくらいの感覚で読むお話。