紙の本
プーは永遠の友にして恋人
2015/08/04 22:19
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投稿者:coo - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生のとき、母がデパートの書籍売り場で買ってくれた「クマのプーさん/プー横丁にたった家」。最早50年も前なのに今でも同じ装丁で健在なのがとてもうれしい。
はじめて読んだときは、今までの童話とちょっと違う・・・よくわかんないと感じましたが、何年か後にもう一度読んだとき、プーさんやクリストファー・ロビン、森の仲間たちの虜になりました。嬉しいときや困ったときに唄うプー自作の歌が大好きでした。
食べ過ぎてお腹がふくれ、ウサギの家の穴から出られなくなるプー。洪水が来たのでハチミツの壺を10個持って木の枝に座り、水が引くのを待っているプー・・・壺が1つずつ減っていくのがおかしいやらかわいいやら。いつもはぼーっとしているみたいなのに、緊急にには必ず妙案をひねり出すプーは私の中で天才です。
原作も、イラストも素晴らしいですが、最も感激したのは石井桃子さんの日本語訳です。すでに翻訳の第一人者の先生を改めて言うのも気が引けますが、当時の大人向けの翻訳本と比べても、断然こなれたリズミカルで美しい日本語です。やはり(一応)子供向けということで、特に丁寧に訳されたのだと思います。この本に出会えた私は幸せな子どもだったと思います
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たわいないできごとの隙間から忍び寄る幼年期の終わり。クリストファ・ロビンとプーの別れの場面はハードボイルドそのものです。
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これは小学生の頃に読んだ本。 ディズニーキャラクターのプーさんより、本のプーさんのほうが絶対かわいい。
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小さい頃から大好きなお話。
昔、読んだときに胸に残ったもやもやとしたものが、
大人になってから、何だったのかようやくわかった気がした。大人にならないで欲しかったクリストファーロビンと
永遠にかわることのないプーさんのお別れに、
何度読んでも、ほろ苦い感情がこみあげてきます。
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クラシックプーが好きです。
プーのおばか加減も、こっちはほんと愛しい。
そして、こぶた(=ピグレット)が、 超 か わ い い
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クマのプーさんは原画がやっぱり一番だ。
・絵がなんともたまらなく好きです
・クリストファーロビンのヒーロー性に脱帽
・皮肉やイーヨーがディズ二ーの力でよくぞここまで
・1つ1つのお話がかわらしく、おとぼけていて、
読んでいると抱きしめたくなる、そういう珍しい一冊。
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絵本やアニメでも有名なエピソードは数々あれど、
実際にはかなり深いです。
原作を絶対読んで欲しい。「子どもむけ」ではないことが良く分かるから。
でも、実際に子どものころにきちんと出逢えていたことが幸せ。
当時のおとなたちに感謝ですね。
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百円というのは買わない本まで買う値段だ。それで駄菓子屋で遭遇した懐かしお菓子のような気分で、単行本のプーなどつれてかえったりして、え、こんな終わり方だったの!?とびっくりするハメになる。ていうか、コドモそもそも終わり方なんか気にしないし、どうやらコブタでいっぱいいっぱいだったみたいだし、挿絵みたいに瓶並べたかったし。
なにをするのが好き、聞かれるプー。「世界じゅうでいちばんすきなのはね、ぼくとコブタで、あなたに会いに行くんです。そうするとあなたが「なにか少しどう?」っていって、ぼくが「ぼく、少したべてもかまわない。コブタ、きみは?」っていって、外は歌がうたいたくなるようなお天気で、鳥がないているっていうのが、ぼくいちばんすきです」
このいらえのせつなさと幸福にしみじみしちゃうのは、私がもう「なにもしないではいられなく」なりつつあるクリストファー・ロビンより、このお話を彼のずっとずっと先にまでわたって用意した彼の父の年に、いまはもうずっと近くなったからなんですね。
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やっぱりイーヨーが好きだ
自分を投影してしまうのかな
こぶたも好きだ
キャラクタの
なさけなさが
好きなのかな
なさけないから
たのしく
やってけるんだ
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ディズニーアニメのプーさんは見ない方がいい。
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小さなときから何度も何度も読み返しているたいせつな本です。
未読の人かた、長い人生のうちほんの数時間この本を読むために時間をついやすことは、決して無駄ではないと思います。
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プーさんや森の仲間達のおとぼけっぷりに笑い、ほっこりとした気持ちになり、最後は少ししんみりしました。
挿絵も可愛く(個人的には、ディズニー版よりこちらが好きです)、お勧めです。
【熊本学園大学:P.N. fudge】
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アニメも見たことはないが司書課程の課題で読んだ。
ここまでプーさんがおバカとは知らなかった。びっくりした。
予想とは違う衝撃を受けた本(笑)
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母が古本屋で買ってきてくれた本。
初版だったので、言葉がちょっと古いですが・・・
とてもかわいらしいキャラクターです。
作中でプーさんが歌を歌うのにメロディーをつけたくなります。
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10年近く前、息子に読んだ時も思ったけれど、訳が難解なところがあって、子どもには、わかりずらいところもある。しかし、それを差し引いてもなお、面白い!というのが、この本の驚くべき魅力だ。
娘は、気に入った章を何度も読んでとせがみ、意味がわからない章は、早く終わりにしろと言いながら(笑)それでも、最後まで楽しく読み続けた。
最後の章は、母、涙。この本が大好きだった息子は、クリストファー・ロビンのように思う時があっただろうか?
プーやコブタのぬいぐるみを並べて遊んでいる娘も、プー横丁で仲間たちと遊べなく日も、遠からず訪れるだろう。
大好きな仲間たちと暮らす日々を手放しても、なにもしないでなんかいられなくなる方を選ぶ日のことを想う。
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番外編02 第1回ビブリオバトルinなわて なわてvsいこまで発表された本です。 テーマ「大人も楽しい!子どもの本」