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驚愕するところが3つほど。すごい
正体と目的が最大の謎で、最初に解ける謎は最高でした。なるほど、と。
世界の最後の表現としては、個人的にあまり好きではない系統。カートヴォネガットの方の叙情的で、人類への愛憎が含まれるものが好みなので。幼年期の終わりのほうは、理性的というか哲学的というか。ものたりたいのが残念。
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地球人と、より高度な文明を持った異星人との出会いを描いたところは、ホーガンの「ガニメデの優しい巨人」と同様なわけだが、同じテーマとして見ると、ラストの違いがより大きく感じられる。
異星人との出会いの混乱が第一部。その導きの詳細が第二部。そして人類の未来が第三部に描かれている。
第一部は異星人との関わりが、多少ユーモアあるタッチで描かれている。久しぶりに読むと、このタッチが鼻につくというか、必要性に疑問を感じるのだが、ラストとのバランスを考えると必要だったのかも。
異星人の姿かたち、人類の未来の在りようなど、名作にふさわしいアイディアも秀逸。
種としての「幼年期」を終えた人類が、どのような結末を迎えるのか。進化とはそこに至った存在とともに、残された者もあるのだ、という当たり前の事実をあらためて考えさせられる。
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米ソのミサイル競争はドイツのロケット技術から始まった。
1975年、地球周回ミサイル衛星が東西両側で完成直前に巨大円盤が世界の主要都市上空に出現し、
冒険心、好奇心に満ちているのが少年時代とすれば、
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太古の人類のステージをあげてくれる超存在との遭遇。
2001でも、おなじテーマでしたね。知性を獲得することが、進化の不連続性になっているのでしようか