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トロールのばけものどり みんなのレビュー
- イングリ・ドーレア (作), エドガー・ドーレア (作), いつじ あけみ (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:福音館書店
- 発行年月:2000.6
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絵本
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紙の本
ノルウェー民話をもとに生まれた、豪快で愉快な大型絵本
2000/08/04 18:17
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投稿者:プチとまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
山の巨人、トロールが飼っている大きなトロール鳥は、夕暮れになると動物たちをさらっていくので谷間中で恐れられていた。
さて、ある夕暮れ、4人の子ども、オーラに ニーナに シーナに トリナが、まるまる太った年寄り馬のブラッケンと一緒に森に行くと、ばけもの鳥に出くわした。
あわてて谷間に逃げ帰るが、トロール鳥はまんまと家まで追ってきた。オーラは銀ボタンを弾にしたラッパ銃をひっつかみ、ばけもの鳥に向かい立つ。
なにしろ、一声鳴けば森中の木々を震わせる怖ろしい鳥だ。奴が翼をばたつかせ風をおこすと、子ども達は煙突の中を通って、屋根の上まで吹き上げられる始末。それでも、ようやくオーラの銃が、奴をしとめたのさ。
─── めでたし、めでたし・・と、終わりそうだが、これから先がもっとスゴイ!
しとめたどでかい鳥を、農場のあらゆる動物達(馬、牛、やぎ、羊、豚など数十匹!)で引きずって運び、羽をむしり丸焼きにして食べてしまう。近所の人や動物・妖精達で飲めや歌えやの大宴会だ。ところがそこへ、自分たちの鳥を探しに、巨人トロールの夫婦が山をギーギーきしらせてやってきたからまあ大変!・・まだまだ話は終わらない。
目を離せないストーリー展開。 エンピツ画の挿し絵も表情豊かで迫力満点。
アメリカで1976年に生まれた絵本だが、ちまちま生きている今の日本人に、ドカンと出会わせたい。
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