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紙の本

あなたやあなたの家族が病気にかかる前に読んでおいてほしい一冊。誰もがいつかは患者になる

2000/12/01 21:15

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投稿者:池山 栄一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は病院勤務の内科医として二十数年を経てきた著者・神前格(こうざき・ひとし)が,さまざまな病院・医師・患者を見てきた体験をもとに書かれている。
 著者は,日本の患者はあまりにも受け身で,自分の病気に関する勉強を怠っており,医師との良好な関係を築く能力にも欠けている,と指摘する。本書は(患者は)「自分の命は医療によって左右されるという重大事実を認識し,医者の選び方をはじめ,体や病気についてもっと勉強すべし」との立場から書かれている。言われてみればその通りで,評者自身,子供が重い疾患を背負い込むまでは,医師や病院のことなど気にもかけていなかった。
 私事で恐縮だが,どこにこの病気を治してくれる医者がいるのか必死になって探した。
 だが何をもって信頼に足る医者とするのか自分自身に明確な基準がない。その医者がどこにいるかに至っては皆目見当がつかない。探せば探すほど出会うのは奇人・変人・蛮人の類で,「医者は医者であると同時に常識人,できれば人格者でもあってほしい」と願っていた幻想はもろくも崩れた。患者や患者の家族はまず病気によって苦しむのだが,無思慮な医療関係者によってもまた,深く外傷されてゆくのである。
 内容は,名医の条件と医者の技量の見分け方/医者とどうコミュニケートするか/何科に行くべきか,どういう医療機関にかかるべきか,医療機関の評価は/医療過誤と誤診に遇わないために/今起こっている医療現場の問題(病院経営と医者の教育)など。後段になるにしたがい,日本の医療システム自体が重篤な病いに侵されている実態が明らかとなり,まさに患者は知識武装によって「自衛」しなくてはならないことがわかる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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